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神のみ・サンデーの感想ブログ。こっちはまじめ。
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少し遅くなってしまいましたが、アニメ神のみぞ知るセカイ3話の感想を。
今回は、青山美生編の最終話でした。

美生については、前にブログの記事で一通り書きたいことは書いてあるんですが(該当記事、ネタバレ注意)、今回アニメになって動くとまた違った感情ができてきますね。

美生は前回の放送で、見事なまでにツンもデレもしませんでした。自分の周りに二つの鎧を提示してプライドを守っていたんですね。
3話は2話に続いて2話構成でできていますが、まず前編「ドライヴ・マイ・カー」で、桂馬くんは美生の一つ目の鎧を破りました。



距離を置いてくる相手と距離を近めるには、相手にとって自分が「他の人間とは違う存在」になるしかありません。そこで桂馬くんが(結果的に)とった策が、「美生との唯一の秘密を共有すること」だったんですね。



「遠すぎる 二人を秘密が ピッタンコ!」
無駄にクオリティの高い(!)某ハ○ジ風に登場した桂馬くんの新たな格言から、上記した意図が見えますね。
それにしてもこの格言シーン……本当に濃いシーンでしたね。突っ込みどころが多くて困ります。

①下野さんの歌うBGMが耳に残る
②面白いカメラワークで桂馬くんがブランコに乗る
③しかも、ちょっとパンチラしそうになる
④ヤギがなんかすごい不安定
⑤エルシィかわいいなもう!

またFLAG3.0では、全体的に原作でのシーンを上手く改変している……という印象が強いですね。

たとえば、ちょっとしたこのシーン。



閉じたままのお父さんの仏壇を見上げる美生。ありそうでなかったこのシーンですが、「状況下での見栄」からデレ情報を発信している美生にとってはかなり重要ですね。

また、桂馬くんの送り迎えでもそうです。



送り迎えをしていく中で、微妙に変わっていく美生の反応がまた素晴らしいです!FLAG 3.5の冒頭では、美生は遅刻した桂馬くんに「まさか……」とつぶやいています。結局桂馬くんは駆けつけてくれるんですが、森田と比べるというのはなんとも粋な演出ですね!
ちなみに、送迎自転車も一つおかしなものが。なんでザクヘッドやねん!
美生も乗っちゃいかんでしょう。しかし、道交法とかは大丈夫なのかな?意外とナンバープレートがあったりして。オーズのバイクか?



今週密かに待ち遠しく思っていた、美生の強調シーン。
この時の美生は、原作どおりに幼さが垣間見れていていいですね。原作で読んだときは、「このままの関係でずっとやってほしい」なんて思っていたわけですが、アニメでもそれは変わりませんね。
神のみって基本的に、仲良くなり始める→スキマが見つかる→エンディング……となってしまうので、あんまり桂馬くんとヒロインが和気藹々としている様子は見れませんからね……。



そしてその法則のとおりに、桂馬くんは美生のエンディングへと手を伸ばします。


タイトルアイキャッチが入り、FLAG 3.5「パーティーはそのままに」へ。



やっとですよ。やっとここに来て、桂馬くんと美生はなんだか彼氏彼女みたいな会話を始めます。ダンスの練習ということで二人は手をつなぐんですが、二人とも照れすぎです。見てるこっちが恥ずかしくなるような照れっぷりですね。FLAG 2.5ではあれだけ無感情で無表情だった美生も、このときは思いっきりデレてます。これも桂馬くんのおかげなんですが、なんにしてもやっぱりデレているほうが可愛いですねー美生は!



ただ、そんな時間も長くは続きません。

桂馬くんが壊そうとしていた二つの鎧のうち、一つは無事破壊することができました。毎日ド派手な自転車で孤軍奮闘して送迎をし、きつい言葉をかけられてもへこたれない。美生のずっと求めていた「甘えたい相手」としての立場を桂馬くんは築き上げたんですね。
けれど、その立場は美生にとっての父親と同じポジションで。ただでさえ自分の日常と平穏と秩序を壊している桂馬くんが、その場所に立ってしまう……美生にとってはとてつもなくおぞましく、不安になることだった。
だから、桂馬くんに甘えていたことを自覚した美生は、鞭で叩くのをやめたのではないでしょうか。二つ目の鎧を再生しようと思ったんですね。

もちろん、それをやっても手遅れです。FLAG 3.0の間にその鎧は壊されていますから……とは簡単に言いますが、やってのける桂馬くんもすさまじいですね!

先日少年サンデーで連載が始まった「鋼鉄の華っ柱」(作者・西森博之)でも、主人公は美生と似たような境遇です。セレブリティーな生活をおくっていたら、ある日突然それが崩れだして……。
その中で主人公の実道は、(見た目上)ほとんど動じません。もはや庶民ですよ、大庶民。あわてふためく周囲とは違い、実道はクールですね。「金がなくても、心を貧しくはしねーぞ」というようなポリシーでもあるのではと思いますが、とにかく冷静なんですね。

まあお金持ちのキャラが財産を失ってしまう……なんていうのは、ある種お決まりな話ですが(他にも最近のハヤテのごとく、仮面ライダーオーズとか)。

そういった時に、はたしてその人は誰に助けを求めればいいんでしょうか?



美生はあの性格ですから、本当に信頼できるような人はあまりいなかったのではないでしょうか。唯一いるとすれば、両親だった。でも父親は亡くなり、母親もシングルマザーとして多忙な日々をおくるようになってしまった。
生活が四隅からボロボロと崩れていく中で、美生はすがりつくロープを探していたんですね。上げ底靴を履いて、見晴らしを少しでもよくしようとして。

けれど、美生はそれを人に軽々しく頼んだりはできませんでした。だからきっと待っていたんだと思います。それは白馬の王子様……とかではなくて、亡くなったお父さんでしたが。


美生は桂馬くんがお父さんの立ち位置に来ることを心底嫌がっていました。もちろん自分では「嫌じゃない」ということは理解してるのだとは思います。
実際のところ美生が嫌なのは、桂馬くんを認めることではなくて、桂馬くんを認めてしまう自分がいることが嫌なのではないでしょうか。
桂馬くんのことはもちろん認めている。優秀だし、従順だし。でもその位置は父親の居場所であって、上書き保存はどうしてもできない……したくない、してはいけない。
でも、桂木のことは好きだ。



美生がこのループから抜け出すために必要なものを、桂馬くんは揃えようとしていたんですね。わざわざパーティーにまで行ったのもそれが目的です。では、その必要なものとはなにか?

それは、桂馬くんが美生を許すこと。

美生もきっと、このままではいけないことは分かっていたでしょう。でも、だからといって父親を切り捨てていいのか……その悩みにピリオドを打つことは不可能でした。だって、それを判断「してくれる」人がいないから。
正しく言えば、それを自分で判断していいと判断してくれる人がいないから。

桂馬くんはあの日の夜、その位置にいたんですね。狙って立ったのもありますし、美生がそれを(深層的に)望んでいたからでもあるでしょう。
そして桂馬くんは、それを見事に提示した。



「でも、君はもう自分一人の人生を歩むべきだ」

これこそ、美生が待っていたセリフなのではないでしょうか?
美生編の最後は、どちらかというと桂馬くんが美生を言いつめているように見えますが、そうではないとエンディングへは行けませんよね。美生の逃げ場をなくしている……つまり、美生の優柔さを塞いであげるためでしょう。

美生が奥底で望んでいる結末へ、桂馬くんが下手に出て上手く誘導をしてあげる。美生編はまさしくこれです!自転車での送迎、ダンスとかもひっそりと暗示されていますね。リードを握られているように見えて、密かに手中におさめている桂馬くん、恐るべし!



そうして、美生のエンディングへとたどり着いた桂馬くん。美生も記憶を失い、元に戻るかと思いきや。

小銭の存在を認めている美生。ここで桂馬くんと美生の手が触れ合う……というのは、今回多かった改変の中でも最高によかったです!なにより、桂馬くんだけが照れるというのは……本当に寂しいですよね。原作では何度も攻略をしていて、自分の中で少し慣れが生まれてきていましたが……記憶がなくなるというのはやっぱり、神のみにおいて最大のターニングポイントでしょう。

次回予告!
FLAG 4.0「今そこにある聖戦」

駆け魂狩りは一休み!心置きなくギャルゲに勤しむ桂馬だが、よもや“落とし神”にも攻略できないゲームが…!?
バグだらけで誰一人としてエンディングを見たことのない“近年最大の話題作”『くれよん』攻略のため、エルシィに手伝いを頼む(脅迫する)桂馬。ヒロイン飛鳥空を「救う」と必死な桂馬に、エルシィは……。 (アニメ公式サイトより)
次回予告の映像は、あにてれの公式ホームページでチェックできます!
次回はついに彼女が降臨!



桂馬くんの存在が消えて、甘える相手を失った美生。でもそれは隙間が開いたわけではなくて、自分できちんとその部分を補えるようになったという意味ですね。もうエスコート役はいらない、自分一人で歩けるよと。
ちょっと目線は低くなりましたが、よく考えたら見えなかったのは鎧のせいで。脱ぎ捨ててみれば周りはよく見えるし、ジャンプすると靴よりも高かったりして。



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アニメ神のみぞ知るセカイ第二話、「あくまでも妹です」「ベイビー・ユー・アー・ア・リッチ・ガール」の感想を。
前回、歩美に負けず劣らずのスタートダッシュで走り出した神のみアニメでしたが、今回ももちろんその勢いは衰えていません!



まずその勢いの一つが、作画。
マングローブはここでわざわざ特筆しなくても、作画の良さは周知の事実です。自分も神のみがマングローブで映像化されるにいたって、そのときに放送されていた「さらい屋五葉」をチェックしたんですが、自分の予想以上に動いていてビックリした覚えがあります。
刀鍛冶も良かったですしね。



まず、冒頭でエルシィがクラスメイトから質問攻めにあうシーン。エルシィはちやほやされて照れますが、もういちいち良く動くんですね~これが。しかも、デフォルメ化したエルシィもしっかりと可愛いです!
一話を見ていても気づきましたが、マングローブさんは「アクション作画」が得意みたいですね。桂馬くんが風圧に飛ばされて耐えるところとか、首輪に操られるところ、歩美が走っているシーン……グリグリッと、時にはバトルアニメのようなカメラワークも駆使して、とにかく迫力が出ています!
もちろん、二話でもその魂は継承されていました。



桂馬くんが、エルシィの妹設定の甘さを否定しながら指差すシーン。かなりダイナミックな動きをしています。ラブコメに必要ないでしょうと言いたくなるようなこういう作画も、アニメの勢いを加速していていいですね!
ちなみに、その後のシーンも必見です。ああっエルシィ!そんなところを噛んでは……!




妹の、品質示す エンブレム BMW!
言わずも知れた桂馬くんの初格言ですね。ここでは下野さんの熱演が映えます!
いろいろなインタビューで、下野さんは桂馬の演技を「抑揚があって難しい」とおっしゃっていました。さっきまでギャグ顔でアホなこと言っていたのに、急に真面目な顔になって……結局アホなことを言う。難しい演技のはずですが、下野さんは見事に演じきっています。それどころか、桂馬くんらしさをよりパワーアップしてますね!

「オタク発言をして、気持ち悪い……けど、その根底には純粋さがあるから笑ってしまう」
という桂馬くんのキャラ性が完璧に表現されています。下野さん素晴らしい!

ちなみに今回、桂馬くんのママ・麻里さんが初登場しています。柚木さんの声も麻里さんにピッタリですね。今まで柚木さんが演じてきたキャラを見ても、ちょっと天然で、面倒見がよくて……でも気が荒くなることもあるという麻里さんをばっちりフォローできていましたし!

しかしもちろん、伊藤かな恵さん演じるエルシィも負けてはいません。
二話は数少ないエルシィフィーチャー回ということもあって、エルシィの可愛さが一話以上に振りまかれています。
個人的なおすすめは、箒で桂木家をふっとばした際のエルシィです。



ここは、伊藤かな恵さんの声がかなりかわいいですね!料理が美味しいと言われ、掃除を褒められ、この時のエルシィは少し「調子に乗っている」状態なんでしょう。そしてノリノリのまま掃除を始めて……大失態。このシーンのエルシィは困っているというより、どちらかというと「調子に乗っていたのに失敗して、恥ずかしい」と感じている場面で、かわいい上に中々貴重なシーンでもあります。



そしてやっぱり見所は、桂馬くんとエルシィが風呂場で遭遇するシーン。この時の二人の顔のアップは、どちらも印象的ですね。今回の中で桂馬くんが一番かっこよく、エルシィが一番かわいく描かれているカットでしょう!

ちなみに。
いろいろなところで話題になっている「ギャルゲーショップシーン」。個人的には、元ネタの内容というよりもそこまで作りこまれていることに驚きましたね。後ろのゲームパッケージやパネル、ポスターまでイラストが描かれていて、かなり気合の入っている背景でしたよ!

そして物語は後半へ。



まず、冒頭のシーンですが、二階堂先生の授業が「地獄変」というのは芸が細かいですよね。こういうところもしっかりと描かれているというのはやっぱり凄いです!原作だとここまでやるページはないですから、原作ファンとしては特に楽しめるところではないでしょうか?



そして、ちひろ登場!公式サイトやサンデー本誌で特に取り上げられていないので多くは言いませんが……声が阿澄佳奈さんなのね!個人的に阿澄さんはゆのみたいな「内気なキャラ」の声がすきなんですが、ちひろのイメージにもぴったりじゃないですか。特に「アニメ声でない」というところが凄くツボでしたね!

もちろん、2.5話はちひろの登場がメインではありません。
ついにこの娘が登場です!



青山中央産業令嬢・青山美生。
神のみ史上2人目の攻略キャラは、見ていただければ分かるように「金髪ツインテール」です。そして釣り目、おでこも出している……桂馬くんが作中でも言っていましたが、典型的すぎるツンキャラですね。

まあ包み隠さずに言ってしまうと、2回目の放送を見た限りのみなさんの感想は……「エルシィのほうがかわいい」というのが大半みたいですね。もちろんFLAG.2.0はエルシィ回ですのでエルシィがかわいくていいのですが、まあ歪曲されて「美生が微妙?」みたいな流れになってしまいそうですので、言っておきますが!

二話の美生は、微妙です!というかむしろ、微妙でないといけないのです。

ちょっと来週に食い込みますが、桂馬くんの読みはずばり的中しており……美生は性格も古典的なツンデレキャラなんですね。でも、美生は(原作カウントで)一話目では「デレません」。
というか、「ツン」もしていないんですね。

どうも原作を読んでいると今のままで普通に感じますが、初見の人からしてみると、感情の起伏が小さいキャラのように見えます。今回の美生は見栄を張っているため、大人しいし、桂馬への処理も冷淡ですね。
美生の中では「庶民の行動にうろたえること」は許されざることであり、桂馬くんが無礼なことをしてきても怒ったりはしません。淡々としていないといけない……と、美生は感じているはずです。
ただ、冷淡だからこそ、ツンにも迫力がないんですね。「あ、あ、あんたバカ!?」みたいな。ある意味視聴者が望んでいるようなツンと照れを、美生は見せていない。というか、見せまいとしているんです。

この設定からもすでにツンデレキャラとしての片鱗が見えていますが、来週はそれがボロボロと落ちて、ほぼ全てがあらわになるはずです。そしてそれが美生の本当のキャラなんですね。

桂馬くんの格言を借りれば、2話現在の美生は「デレの周りの鎧の上に、もう一つ鎧を着ている」という状態ということでしょうか。来週、一つ目の鎧が壊れ……まっとうなツンデレキャラ・美生が誕生するでしょう!
今週のままでエンディング……なんて思っていると、それこそカウンターパンチが直撃しますよ!今から構えておきましょう。



FLAG.2.5の見所!
まず一つは、桂馬くんからの告白で慌てふためくエルシィ。たとたとたと~と教室内を走り回るエルシィはキュートですね!ボンッと顔を赤くするエルシィも、原作を踏襲しつつ、さらに昇華させていて素晴らしいカットでした。




もう一つは……かなり個人的ですが、森田のプロレス技(!)ですね。このシーンは下野さんの声と、絶妙なテンポがうまく織り交ざってます。かんなぎ、バカテス、みつどもえ……などでの下野さんのツッコミやリアクションボイスは面白かったのですが、神のみでももちろんそれは発揮されていました。
桂馬くんはこれから先、すさまじい数の断末魔を叫ぶことになるので楽しみですね!

次回予告!
FLAG.3.0「ドライヴ・マイ・カー」
FLAG.3.5「パーティーはそのままに」

次の攻略対象は、舞島学園の金持ちで知られる大財閥のご令嬢、青山美生。
下校する美生をつけた桂馬とエルシィは、美生が実はボロアパートに住んでいる事実を知ってしまう。美生の秘密を知った桂馬はなんと彼女の運転手に立候補!「庶民」と罵られながらも、美生の世話を焼く毎日。
そんなある日美生のもとにセレブなダンスパーティーの招待状が届き……
アニメ公式サイトより)

次回予告の映像は、テレビ東京・あにてれのサイトで公開中です。





EDも最高でした。歌や攻略キャラ集合ももちろんよかったですが、やっぱり最後のサプライズには感動しましたね。製作陣を褒めちぎりたいです!

こんなことを言うのもあれですが、アニメっていうものはやっぱり印象が大切で。そのせいで「一話のクオリティーを、二話以降保てない」というアニメがすごく多いわけですが……アニメ「神のみ」は全く心配がいりませんでしたね。来週は、上記のリンクで見てみると作画監督さんが沢山おりますので。

心配どころか、これから期待して待ちたいです!

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と、いうわけで!
始まりました、TVアニメ「神のみぞ知るセカイ」!
個人的な期待度とかはこの記事や、その他の神のみ感想記事に書いてあるので、第一話の感想から率直に入りましょう。



FLAG.1.0「世界はアイで動いてる」

総括した感想を最初に言うと、本当にすばらしいの一言です!作画も文句なし、脚本も見事な原作の摘み取り方でしたしね。
まず、いきなり主人公・桂木桂馬が女の子とイチャイチャするシーンから始まります。



まあ、画面越しなんですが(笑)。
まず、このゲームキャラの「羽鳥ゆう」ちゃんですが、かなり可愛さがアップしてますね!髪の毛も緑色で、立ち振る舞いも行動もまさに「ゲームキャラ」といった感じで。しかし、声優が小林ゆうさんとは!なんという高レベルなキャスティング!
しかし、小林ゆうさんが普通に萌えキャラを萌えキャラっぽくやってるのは珍しいですね。こんなに可愛い声だったのか、と再認識しました。

ゆうと至福のときを過ごした桂馬くんですが、二階堂先生の言葉で現実へと引き戻されます。



「セーブポイントまでちょっと待ってください」
出ましたよ、この名言!桂馬くんらしさがかなり表れた言葉ですね。しかし、二階堂先生にこんな言葉を言えば……まあ、もちろん、殴られるわけで。
二階堂先生の必殺・教科書アタック(角)を桂馬くんが喰らい……
画面は暗転、OPへ。



個人的には、このOPだけでもアニメになった意味があると思います!かっこよくて、神々しくて、デザインがゲーム的……という、自分が神のみに望んだOPの要素がすべて詰まってます!始めのCGで電脳世界を駆け巡るのも、中々小ネタが詰まっていてすばらしいです。
OP曲「God Only Knows 第三幕」の疾走感あふれるメロディーにのせた作画シーンも、エルシィや2D少女たちが所狭しと駆け巡っています。作画シーンの注目して欲しいところは、歩美から栞までの攻略キャラが、次々と振り向いてくるシーンですね。もう鳥肌が立ってしょうがない!
アニメ神のみは十分すぎる完成度でしたが、OPには120点をあげたいですね、ホントに。

OPも終わり、Aパートへ入ります。
Aパートでは主に、桂馬くんと二人の少女の出会いが描かれています。
まず一人目が、同級生の高原歩美です。
原作でもトップバッターとして大人気な歩美ですが、アニメでもその勢いは衰えず、いきなり桂馬くんに突撃してきます。歩美の魅力といえば、やっぱりその屈託のない笑顔ではないでしょうか?竹達さんの声もハツラツとしていていい感じです!



その歩美にお願いされて、桂馬くんはやむなく屋上で掃除を開始します……が、すぐに中止してゲームを開始。ゲームのタイトルは「紙のみ」……どんなゲームやねん。



相変わらずヒロインはかわいい!
そこで桂馬くんがとあるメールに返信すると……天気が曇天に変わり、稲妻が落ち、そして、
二人目の少女が現れます。



それが、地獄の悪魔エルシィ。
ぽわわ~んとして、無邪気な笑みを浮かべる彼女は、桂馬くんを駆け魂狩りに巻き込みます。
人の心に巣くう駆け魂を捕まえるために、対象者を恋に落として欲しい、と。

当然桂馬くんは断りますが……地獄の契約からは逃げられず。そして結局、エルシィと一緒に駆け魂狩りを開始することに。そこで、Aパート終了です。

Bパートは、エルシィのため息から始まります。
エルシィは本当に感情の起伏が激しく、そしてとても分かりやすいですね。エルシィがいるだけで、アニメに動きが生まれてくる気がします。アニメではエルシィの可愛さも3倍増ぐらいしていて、伊藤かな恵さんの透き通るような声がピッタリですね!デフォルメもかわいい!

ともあれ、桂馬くんとエルシィは歩美の攻略を始めます。



しかし、道のりは遠く。右の画像は奥義・あゆみんキックですね。明らかにどこからかエネルギーが発生していますよ!
「出会いの数」を多くするために、桂馬くんはとにかく歩美にコンタクトを取ります。迷惑がられ、何度も生死の境をさまよう桂馬くんですが、あきらめない。そんな桂馬くんに、歩美の心も少しずつ揺れていって……。



そして、大会の前日。先輩の嫌がらせにも負けず、練習を続けてきた歩美。明日はその成果を見せるとき!
桂馬やエルシィが見守る前で、今日も歩美は練習を開始して――――
そこで、事件が起きます。ハードルにぶつかった歩美は激しく転倒し、運ばれた保健室での診断は「捻挫」。明日の大会は絶望的で、このままでは歩美は落とせないと落胆するエルシィ。

ただ、桂馬くんの瞳の色だけは少し違っていて。



最終的に桂馬くんは、歩美を攻略します。桂馬くんがどのようにして歩美を落としたのかは……ぜひ、原作やアニメDVDなどでチェックしてみてください!



攻略が終わり、歩美は攻略時の記憶を失います。桂馬くんはそのほうが好都合、と言いましたが、その本心はどうなんでしょうか?ともあれ、歩美編が走っていく歩美の背中で終わるというのはいい演出だな、と思いました。
心のスキマが埋まった歩美は、これから先どのように人生を走っていくのか……。曲がることもぶつかることもあるでしょうが、とにかくノンストップであることは間違いないのではないでしょうか?

一方桂馬くんは、いなくなったエルシィを探しています。すると、黒板の前に見覚えのある人影が……って、エルシィ!?
「桂木エルシィです、お兄様の桂馬ともども、どうぞよろしくお願いします♪」

次回予告!
FLAG.2.0「あくまでも妹です」
FLAG.2.5「ベイビー・ユー・アー・ア・リッチ・ガール」
見事 歩美を攻略し駆け魂を捕まえた桂馬とエルシィ。──だが地獄の契約はこれで終わった訳ではなかった…!!
桂馬の妹を名乗り同じクラスに転校してきたエルシィは、そればかりか桂馬の家に同居すると宣言!
すべては未だこの街に潜む駆け魂を捕まえる為……。次なる駆け魂は誰の中に?そしてエルシィは桂馬の“妹”になれるのか??
アニメ公式サイトより)


神のみのアニメで特に印象に残ったのが、細かいところまでかなりこだわっているなぁ、ということです。PFPに映るサブタイトルの出方からはじまり、日付が変わるときのカットイン、そして次回に続くときの「Now Saving」。細部までゲームっぽさを凝らしていて、見ていて「おおっ」と感動してしまいますね。
次回予告も面白い!



描きおろしイラストもよいですが、予告で繰り広げられる会話も面白い!次回予告が楽しみっていうのはいいですよね。



総評すると、ついに始まったアニメ神のみぞ知るセカイですが……本当に、本当に感動しました!待ちに待ったこの瞬間に立ち会うことができてすごく嬉しいですね。

動き出した桂馬くんたちのセカイを、これからも楽しみに待ちたいです!




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