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神のみぞ知るセカイを人生の主軸、少年サンデーとアニメを人生の原動力としている人。
絵やSSもたまに書きますが、これは人生の潤滑油です。つまり、よくスベる。
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鮎川天理さんからの求婚もお待ちしています。
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血もしたたるいい女。
今週の神のみぞ知るセカイは161話「脱出」でした。元地獄の地区長・ハクア。彼女の強さが、ついに道を開き出したお話でした……やっと。
前回、ヴィンテージによって身柄を拘束されたハクアでしたが、窮地の場面で現れたドクロウ室長によってなんとか助け出されます。そして今回、彼女はある大きなものを託されます。
それが、意志、です。
アルマゲマキナの後に形成された新地獄。今回の話の中でドクロウ室長が言っていたことを含めて考えると、どうもそれは完全な世界ではないようです。ヴィンテージ、懐古派の悪魔との確執。神と悪魔と人間というだけの大きなくくりでは表現できない問題は、人間界同様に地獄にも存在しているのですね……まあそれこそ、誰かの意志がある限り止められないことなのかもしれませんが。
それはもちろん地獄という世界全体だけでなく、学校という狭いところも例外ではないようで。しかしドクロウ室長は言いました……それでも、ハクアは違うと。

ハクアはやはり、主人公なんですよ。前回の感想でも言いましたが、人間界で恋愛という船を先導しているのが桂馬くんだとしたら、今回のような地獄の陰謀を乗せた船の先頭に立っているのはハクアなのです。他者によって傷つけられる。ヒロインという、助けを待っている場所にはそろそろ立っていられないのかもしれません……前回の尋問もそうでしたが。ハクアは他の誰よりも挫け、折られ、へこんでいます。読者としては確かに見ていて辛いシーンもあるかもしれませんが、それが義務なのではないでしょうか。主人公としての。桂木桂馬という人間が不条理な現実と常に抗っているのと同じように、地獄に満ち溢れる格差と悪意に対しても、立ち向かわなくてはいかないのです。お姫様抱っこされるのを待っているだけではいけない。何のためにと言われたら、もちろん、「新地獄を守るため」に。
と、大げさに言って拳を掲げることは、中々に薄っぺらい正義になりがちなものです。しかしハクアはきっとそうはならないはずです……今回は室長がハクアをべた褒めしていましたが、まさにその通り。家柄に縛られず、努力で首位を掴み取った。ノーラさんはしきりにツノや家柄の話をしますが、地獄における階級は予想以上にしっかりと組まれているのではないでしょうか。区切られ、統制された地獄。それでもハクアはそこに閉じ込められることなく頭を出した。その強さは今も揺るがず、ヴィンテージを討つということを目指しています。保安部に脅されても「絶対許さない」と言える真っ直ぐなところがまさにそう。
ところが多聞にもれず、そういう人は圧力で潰されてしまうものです。正義というのは正しいことを言っているほうではなく、みんなと同じことを言っているほうなのですから。しかしドクロウ室長はそれをよしとせず、ハクアに「意志」を渡しました。ハクアを新地獄の未来として、身分の差を打ち壊して主席をとったときのように―――今度も何かを壊してくれると信じて。
羽衣も腕章も駆け魂センサーも首輪もないハクア。そこには駆け魂隊という大群の一角に埋もれた証はどこにもなく、ハクア・ド・ロット・ヘルミニウムとしての証である鎌だけが残りました。ハクアに必要なのは便利な羽衣でも脆い栄光をまとった腕章でもなく、自らの証を備えたたった一つのものだったのかもしれません。
一方で、人間界では……久方ぶりにあのお方が登場しています。リューネ様、です。

相変わらず危険分子を振りまきつづけるリューネですが、ううん……格好いいなぁ。今ではカブトムシ状態のフィオーレも、昔はこうやって強さと危うさをちらつかせる存在だったわけですが。あっさりと桂馬くんの策に足元をすくわれたフィオーレと違って、リューネは本当に強いキャラだと思うのです。他人を置き去りにして、自分のやりたいことをやっているかと思いきや急にキレる行動をする。これってまんま桂馬くんな訳です。神のみという作品で桂馬くんが圧倒的な強さを誇っているからこそ、彼に似た行動をするリューネを、どうしたってフィオーレと同視することはできないのですよ。神のみもこれから先、歩美とちひろの行方、かのんの容態、ハクアの密行、天理の出番など気になることは沢山あるのですが。個人的に一番なによりも気になるのは桂木桂馬とリューネ、この二人の邂逅する瞬間なのです。どちらも一筋縄ではいかない争い。桂木桂馬の横に立ち、直接殴り合いの応酬をすることができるのはきっと、リューネくらいしかいないのでは……というか、ラスボスということでも自分はまったく構わないのですが!期待してるよリューネ。面白くしてくれ。

そして、前夜祭。
2-B PENCILSとかのんのライブ、アポロの残したメッセージ、そしてヴィンテージとの決着。物語の流れが一つの部分に終着しつつある中で、ついに祭りも翌日。迫るタイムリミット……それぞれの闘いの行方は、いかに。
今週のいいとこの生まれでよかった!

屈託のない笑みで中々えげつないことを言うノーラさん。彼女もまた、リューネに次ぐ「桂馬くんに似たキャラ」なのかもしれません。強いもんなぁ、生き方が。
それが、意志、です。
アルマゲマキナの後に形成された新地獄。今回の話の中でドクロウ室長が言っていたことを含めて考えると、どうもそれは完全な世界ではないようです。ヴィンテージ、懐古派の悪魔との確執。神と悪魔と人間というだけの大きなくくりでは表現できない問題は、人間界同様に地獄にも存在しているのですね……まあそれこそ、誰かの意志がある限り止められないことなのかもしれませんが。
それはもちろん地獄という世界全体だけでなく、学校という狭いところも例外ではないようで。しかしドクロウ室長は言いました……それでも、ハクアは違うと。
ハクアはやはり、主人公なんですよ。前回の感想でも言いましたが、人間界で恋愛という船を先導しているのが桂馬くんだとしたら、今回のような地獄の陰謀を乗せた船の先頭に立っているのはハクアなのです。他者によって傷つけられる。ヒロインという、助けを待っている場所にはそろそろ立っていられないのかもしれません……前回の尋問もそうでしたが。ハクアは他の誰よりも挫け、折られ、へこんでいます。読者としては確かに見ていて辛いシーンもあるかもしれませんが、それが義務なのではないでしょうか。主人公としての。桂木桂馬という人間が不条理な現実と常に抗っているのと同じように、地獄に満ち溢れる格差と悪意に対しても、立ち向かわなくてはいかないのです。お姫様抱っこされるのを待っているだけではいけない。何のためにと言われたら、もちろん、「新地獄を守るため」に。
と、大げさに言って拳を掲げることは、中々に薄っぺらい正義になりがちなものです。しかしハクアはきっとそうはならないはずです……今回は室長がハクアをべた褒めしていましたが、まさにその通り。家柄に縛られず、努力で首位を掴み取った。ノーラさんはしきりにツノや家柄の話をしますが、地獄における階級は予想以上にしっかりと組まれているのではないでしょうか。区切られ、統制された地獄。それでもハクアはそこに閉じ込められることなく頭を出した。その強さは今も揺るがず、ヴィンテージを討つということを目指しています。保安部に脅されても「絶対許さない」と言える真っ直ぐなところがまさにそう。
ところが多聞にもれず、そういう人は圧力で潰されてしまうものです。正義というのは正しいことを言っているほうではなく、みんなと同じことを言っているほうなのですから。しかしドクロウ室長はそれをよしとせず、ハクアに「意志」を渡しました。ハクアを新地獄の未来として、身分の差を打ち壊して主席をとったときのように―――今度も何かを壊してくれると信じて。
羽衣も腕章も駆け魂センサーも首輪もないハクア。そこには駆け魂隊という大群の一角に埋もれた証はどこにもなく、ハクア・ド・ロット・ヘルミニウムとしての証である鎌だけが残りました。ハクアに必要なのは便利な羽衣でも脆い栄光をまとった腕章でもなく、自らの証を備えたたった一つのものだったのかもしれません。
一方で、人間界では……久方ぶりにあのお方が登場しています。リューネ様、です。
相変わらず危険分子を振りまきつづけるリューネですが、ううん……格好いいなぁ。今ではカブトムシ状態のフィオーレも、昔はこうやって強さと危うさをちらつかせる存在だったわけですが。あっさりと桂馬くんの策に足元をすくわれたフィオーレと違って、リューネは本当に強いキャラだと思うのです。他人を置き去りにして、自分のやりたいことをやっているかと思いきや急にキレる行動をする。これってまんま桂馬くんな訳です。神のみという作品で桂馬くんが圧倒的な強さを誇っているからこそ、彼に似た行動をするリューネを、どうしたってフィオーレと同視することはできないのですよ。神のみもこれから先、歩美とちひろの行方、かのんの容態、ハクアの密行、天理の出番など気になることは沢山あるのですが。個人的に一番なによりも気になるのは桂木桂馬とリューネ、この二人の邂逅する瞬間なのです。どちらも一筋縄ではいかない争い。桂木桂馬の横に立ち、直接殴り合いの応酬をすることができるのはきっと、リューネくらいしかいないのでは……というか、ラスボスということでも自分はまったく構わないのですが!期待してるよリューネ。面白くしてくれ。
そして、前夜祭。
2-B PENCILSとかのんのライブ、アポロの残したメッセージ、そしてヴィンテージとの決着。物語の流れが一つの部分に終着しつつある中で、ついに祭りも翌日。迫るタイムリミット……それぞれの闘いの行方は、いかに。
今週のいいとこの生まれでよかった!
屈託のない笑みで中々えげつないことを言うノーラさん。彼女もまた、リューネに次ぐ「桂馬くんに似たキャラ」なのかもしれません。強いもんなぁ、生き方が。
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