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神のみ・サンデーの感想ブログ。こっちはまじめ。
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神のみぞ知るセカイを人生の主軸、少年サンデーとアニメを人生の原動力としている人。
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◆銀の匙(第32話「秋の巻①」)


青春って、いいですよねぇ。

自分のところには、とてもじゃありませんが青い色をした春はありませんでしたよ。それこそ灰色の春。もしかしたら春じゃなかったかもしれません。それでもやっぱり心の内にあるそういった思い出は、どうしても雑多に扱うことができないのです。
「銀の匙」はーーーどちらかというと、土色の青春が描かれています。泥にまみれた、爽やかさとは程遠い青春が、です。農業高校ってこんな感じなんだ……と思いながら、エゾノーでの生活と比べたら自分はまだ有意義に高校生活を送れていたのではないかとも思います。休みも多かったし部活も楽だし、好きなことできる時間も沢山あった。例え灰色でも汚れてはいないーーーさっぱりとした青春だったのではないかと。青春というか灰春。しかしですね!自分は毎週毎週銀の匙のページをめくりながら思うのです。
ああ、いいなあ、と。

さっぱりとした青春なんてあっても仕方ないんですよ!結局彼女もできないし、人生変えるような事が起こるわけでも、そんなものを導いてくれる人と会うわけでもなかったですから。そんな寂しさを抱えながら銀の匙を読むと、純粋な「羨ましさ」という感情が湧き上がってきます。さっぱりとしていない泥臭い青春だとしても……いや、だからこそ、人生という道のりの中に強く深く刻まれる。女の子をはべらかしてる訳でもなければ世界を救うわけでもない、そんな大規模なものでなくとも、自分という人間の小さい一固体の中で大爆発を起こす。そんな青春に、自分は今でも憧れているのかもしれません。

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まあ、そういう作品なんてそう珍しくもないのですが、銀の匙(というより八軒くん)はすごく鋭角に自分の心を抉ってくるんですよ。「春の巻」で散々八軒くんが悩んでいた「将来について」の漠然とした悩みだったり、一人だけ浮いた過剰な劣等感の空振りだったり、そういう青さがすごく心に来る!厳密に言えば今の自分とも密接に繋がっている感情だとは思うのですが、それにしても銀の匙には自分のスキマを埋めてくるものが多すぎる!以前に神のみのSSでも書いたのですが、自分は学生時代「何もしてこなかった」んですよ。きっと今もそう。ただただ授業に出て、友達と喋って、暇を潰しながら部活を過ごして、テストが近くなったらそれなりに勉強して……大きく突出するでも激しく陥没するでもない平坦な道のりを歩いていたわけです。そしてそれは、自分の青春の端っこに常駐していたさりげない不安感でした。「何かしなければいけないのではないか」。でも何もできずにいる自分というのが、どうやったら好きになれるというのか!自分という人間が情けない!我ながら恥ずかしい!そういう思いを抱えながら銀の匙を読むのはもう苦行のレベルですよ。エゾノーの生徒ってみんな夢とやることとやっていることを持っているわけですから、すごくキラキラしてる。今週もホルスタイン部が牛のメイクアップを幸せそうにやっていましたが、やっぱりああいう姿は輝かしいですよ。授業中に適当に話を聞き流しながら妄想するのとはまったく違う、明確で確固とした行動。例え傍から見たら異様な光景だとしても、そういうものを持ってるというのは……羨ましい……。

だからこそ、自分も最近はこうやって「やるべきこと」を課しているわけですが。サンデー感想神のみ感想書いたりイラスト描いたり。「存在意義」と「存在理由」を貰うためには、やっぱりそういうものが必要だと思ったからです。今週の銀の匙で八軒くんが、実家に送ったベーコンの感想をメールで受け取って緊張していましたが……よかったですね、お父さんにも認められて!そのメールを見て八軒くんは勝ち誇ったような顔をしていましたが、絶対そうなるものなのですよ!がんばって捻出して積み上げて作り上げたものの結果が気にならないはずがない。「失敗しても仕方ないよ」と、御影さんなら言ってくれそうな気がしますが、やっぱりこのときの八軒くんの顔は大好きですね!してやったり!

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やはり銀の匙にある青春の泥臭さと、そのスキマから見える爽やかさは凄まじいですね。いいなあいいなあいいなあ、こんな青春送りたいっ!例え学校生活が大変でも、自分が今のサンデーで一番入れ替わりたい主人公は八軒くんですもん。エゾノーでどんどん泥臭くなっていく八軒くんに見える輝きが欲しい!悩み、転び、知り、繋がり、省みて、分かり、飲み干して、成長していく。これこそがきっと青春にあるべき輝きだと思うのですよ!そんな中で今回「秋の巻」で八軒くんがぶつかったのは御影さんが浮かべていた涙についてですが、こういうのもステキだなぁ……!単純な色恋の話ではなく、ぼんやりとした悩み。ぼんやりとしているからこそ広がる不安。やっぱり青春にとって、不安ってのは必要不可欠なスパイスなんですよきっと!八軒くんと御影さんのこれからの関係にも気になりますが、まあ、ゆっくり成長していってね八軒くん。泥を磨いていればいつかは輝きが見えるのと同じように、振り出した雨もきっと止むさ!た、たぶん!きっと!

これからもきっと、八軒くんはエゾノーの中で「何かをやっていく」のでしょう。自分という大きなものと繋がっていく青春に起こるその爆発を、来週からも指をくわえて羨ましがりながら見て行きたいですね。いいなー。


◆GAN☆KON(第20願「コンプリート」)

一方で、こちらも羨ましすぎる青春を送る主人公が一人。銀の匙は土色の青春と言いましたが、GAN☆KONはまさに青!ド青!の青春ですね。かわいい女の子二人と男の娘一匹を引き連れて夜の学校内を散策するというだけでも幸せだというのに、そのうちの一人が三峰さんですよ!羨ましいなんてレベルじゃねーぞ!GAN☆KON主人公の新太こそ、自分が成り代わりたい二番目のサンデー主人公なんですが……まあ二番目な理由は今週のGAN☆KONを読んでいただくと分かるというか……さすがに命は惜しいなぁというか……。

ただですね、もしかしたら命を危険に晒してでも割合が取れるのではないだろうか。とも思ってしまうわけです。だって今週のGAN☆KONで新太、三峰さんに踏んでもらってるんですよ!なんということだ!もう青春っていうかピンク春だよ!いや待てよもしかしたら白春かもしれない!
新太を踏んだときにチラリと見えた三峰さんの下着の色の話はともかく、前にも言ったように本当に新太は素晴らしい主人公ですね。今のまま欲望に忠実に生きていってほしいですよ。そしてぜひ、毎週三峰さんのパンチラをどうにかして捻出してほしいものです。がんばれ新太!お前ならできる!

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三峰さんは設定的にも性格的にも単純なツンデレキャラになりがちなんですが、本作ではそうなっていません。その一番の要因が、やっぱり「劣等感」かなぁと。三峰さんはいつも劣等感を抱いています。それが新太の“嫁”、イサナさんがいるということです。ツンデレキャラってのは「どうしてこんなにアピールしてるのに振り向いてくれないのよ他の女見てんのよバカ!」という思いが多いですが、新太には既に嫁がいる……ということでこういった感情は完全にシャットアウトされています。今週だって「イサナさんとの未来のためにがんばるんだ!」という新太の宣言によって、三峰さんは心を抉られていましたが。間女になってはいけないのを知っているから、ツンツンしてこないわけですよ!寂しいから!きっと三峰さんの中にはいつだって「私なんて……」という感情があるに違いなくて、だからこそクールな委員長として単に暴言を浴びせるのではなく、それよりも片想いするしおらしい女の子という一面が強く出るわけです。これは素晴らしい!こうして考えると今の三峰さんは絶妙なバランスで成り立っており、自分が心を射られるのも必然だったのかもしれません。

この設定は三峰さんのかわいさを増幅させるだけじゃなく、「新太が頼めば三峰さんもなるべく応じてくれる」という状況にも違和感なく持っていける訳です。本妻がいるということが、これほどまでサブヒロインを魅力的にするとは!憎らしい!

今回の新太のまっすぐなイサナさんへの思いを、落ち込みながら聞く三峰さん……をじっと見つめていたマガミ。現在はある程度均衡が取れている四人の関係ですが、ここから先どういうふうに移り行くのか楽しみですな。あと来週の三峰さんのパンチラも。え、ない?そんなぁ……。


今週のベスト「次回に続く」!

◆電波教師(17限目「自称一番の少女」)

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単行本1巻発売を控えて、新たな物語が始まった「電波教師」。今度の担当ヒロインは漫画関係に詳しいということで、次回、センターカラーで鑑先生の本領が見れる……のか?

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