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神のみ・サンデーの感想ブログ。こっちはまじめ。
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神のみぞ知るセカイを人生の主軸、少年サンデーとアニメを人生の原動力としている人。
絵やSSもたまに書きますが、これは人生の潤滑油です。つまり、よくスベる。

ご意見・ご要望があれば studiotrefle0510☆gmail.com の方まで、☆を@に変換してお気軽にどうぞ。
鮎川天理さんからの求婚もお待ちしています。
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と、いうわけで!
始まりました、TVアニメ「神のみぞ知るセカイ」!
個人的な期待度とかはこの記事や、その他の神のみ感想記事に書いてあるので、第一話の感想から率直に入りましょう。



FLAG.1.0「世界はアイで動いてる」

総括した感想を最初に言うと、本当にすばらしいの一言です!作画も文句なし、脚本も見事な原作の摘み取り方でしたしね。
まず、いきなり主人公・桂木桂馬が女の子とイチャイチャするシーンから始まります。



まあ、画面越しなんですが(笑)。
まず、このゲームキャラの「羽鳥ゆう」ちゃんですが、かなり可愛さがアップしてますね!髪の毛も緑色で、立ち振る舞いも行動もまさに「ゲームキャラ」といった感じで。しかし、声優が小林ゆうさんとは!なんという高レベルなキャスティング!
しかし、小林ゆうさんが普通に萌えキャラを萌えキャラっぽくやってるのは珍しいですね。こんなに可愛い声だったのか、と再認識しました。

ゆうと至福のときを過ごした桂馬くんですが、二階堂先生の言葉で現実へと引き戻されます。



「セーブポイントまでちょっと待ってください」
出ましたよ、この名言!桂馬くんらしさがかなり表れた言葉ですね。しかし、二階堂先生にこんな言葉を言えば……まあ、もちろん、殴られるわけで。
二階堂先生の必殺・教科書アタック(角)を桂馬くんが喰らい……
画面は暗転、OPへ。



個人的には、このOPだけでもアニメになった意味があると思います!かっこよくて、神々しくて、デザインがゲーム的……という、自分が神のみに望んだOPの要素がすべて詰まってます!始めのCGで電脳世界を駆け巡るのも、中々小ネタが詰まっていてすばらしいです。
OP曲「God Only Knows 第三幕」の疾走感あふれるメロディーにのせた作画シーンも、エルシィや2D少女たちが所狭しと駆け巡っています。作画シーンの注目して欲しいところは、歩美から栞までの攻略キャラが、次々と振り向いてくるシーンですね。もう鳥肌が立ってしょうがない!
アニメ神のみは十分すぎる完成度でしたが、OPには120点をあげたいですね、ホントに。

OPも終わり、Aパートへ入ります。
Aパートでは主に、桂馬くんと二人の少女の出会いが描かれています。
まず一人目が、同級生の高原歩美です。
原作でもトップバッターとして大人気な歩美ですが、アニメでもその勢いは衰えず、いきなり桂馬くんに突撃してきます。歩美の魅力といえば、やっぱりその屈託のない笑顔ではないでしょうか?竹達さんの声もハツラツとしていていい感じです!



その歩美にお願いされて、桂馬くんはやむなく屋上で掃除を開始します……が、すぐに中止してゲームを開始。ゲームのタイトルは「紙のみ」……どんなゲームやねん。



相変わらずヒロインはかわいい!
そこで桂馬くんがとあるメールに返信すると……天気が曇天に変わり、稲妻が落ち、そして、
二人目の少女が現れます。



それが、地獄の悪魔エルシィ。
ぽわわ~んとして、無邪気な笑みを浮かべる彼女は、桂馬くんを駆け魂狩りに巻き込みます。
人の心に巣くう駆け魂を捕まえるために、対象者を恋に落として欲しい、と。

当然桂馬くんは断りますが……地獄の契約からは逃げられず。そして結局、エルシィと一緒に駆け魂狩りを開始することに。そこで、Aパート終了です。

Bパートは、エルシィのため息から始まります。
エルシィは本当に感情の起伏が激しく、そしてとても分かりやすいですね。エルシィがいるだけで、アニメに動きが生まれてくる気がします。アニメではエルシィの可愛さも3倍増ぐらいしていて、伊藤かな恵さんの透き通るような声がピッタリですね!デフォルメもかわいい!

ともあれ、桂馬くんとエルシィは歩美の攻略を始めます。



しかし、道のりは遠く。右の画像は奥義・あゆみんキックですね。明らかにどこからかエネルギーが発生していますよ!
「出会いの数」を多くするために、桂馬くんはとにかく歩美にコンタクトを取ります。迷惑がられ、何度も生死の境をさまよう桂馬くんですが、あきらめない。そんな桂馬くんに、歩美の心も少しずつ揺れていって……。



そして、大会の前日。先輩の嫌がらせにも負けず、練習を続けてきた歩美。明日はその成果を見せるとき!
桂馬やエルシィが見守る前で、今日も歩美は練習を開始して――――
そこで、事件が起きます。ハードルにぶつかった歩美は激しく転倒し、運ばれた保健室での診断は「捻挫」。明日の大会は絶望的で、このままでは歩美は落とせないと落胆するエルシィ。

ただ、桂馬くんの瞳の色だけは少し違っていて。



最終的に桂馬くんは、歩美を攻略します。桂馬くんがどのようにして歩美を落としたのかは……ぜひ、原作やアニメDVDなどでチェックしてみてください!



攻略が終わり、歩美は攻略時の記憶を失います。桂馬くんはそのほうが好都合、と言いましたが、その本心はどうなんでしょうか?ともあれ、歩美編が走っていく歩美の背中で終わるというのはいい演出だな、と思いました。
心のスキマが埋まった歩美は、これから先どのように人生を走っていくのか……。曲がることもぶつかることもあるでしょうが、とにかくノンストップであることは間違いないのではないでしょうか?

一方桂馬くんは、いなくなったエルシィを探しています。すると、黒板の前に見覚えのある人影が……って、エルシィ!?
「桂木エルシィです、お兄様の桂馬ともども、どうぞよろしくお願いします♪」

次回予告!
FLAG.2.0「あくまでも妹です」
FLAG.2.5「ベイビー・ユー・アー・ア・リッチ・ガール」
見事 歩美を攻略し駆け魂を捕まえた桂馬とエルシィ。──だが地獄の契約はこれで終わった訳ではなかった…!!
桂馬の妹を名乗り同じクラスに転校してきたエルシィは、そればかりか桂馬の家に同居すると宣言!
すべては未だこの街に潜む駆け魂を捕まえる為……。次なる駆け魂は誰の中に?そしてエルシィは桂馬の“妹”になれるのか??
アニメ公式サイトより)


神のみのアニメで特に印象に残ったのが、細かいところまでかなりこだわっているなぁ、ということです。PFPに映るサブタイトルの出方からはじまり、日付が変わるときのカットイン、そして次回に続くときの「Now Saving」。細部までゲームっぽさを凝らしていて、見ていて「おおっ」と感動してしまいますね。
次回予告も面白い!



描きおろしイラストもよいですが、予告で繰り広げられる会話も面白い!次回予告が楽しみっていうのはいいですよね。



総評すると、ついに始まったアニメ神のみぞ知るセカイですが……本当に、本当に感動しました!待ちに待ったこの瞬間に立ち会うことができてすごく嬉しいですね。

動き出した桂馬くんたちのセカイを、これからも楽しみに待ちたいです!




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アニメ「神のみぞ知るセカイ」、リピート放送は本日17:30からですよ!
というわけで、原作の神のみは126話「5 HOME」でした。一斉下校イベントで、桂馬くんが濡れ濡れになるお話です。……もちろん、雨で、ですが。

前回、年をまたぐ形で発表された「一斉下校イベント」でしたが、今回はその全貌が明らかになりました。



授業の後、女神候補の五人それぞれと帰宅する……というこの計画。相変わらずの詰め込みスケジュールですが、桂馬くんは完遂する気まんまんですね。
一人目の相手は月夜です。



あ……あれ……?月夜、めちゃくちゃかわいいぞ……!?
前に月夜が再登場したときもブログでさんざ「かわいーかわいー」言ってましたが、どうにも月夜の破壊力がここ最近すごい!な、なぜなんでしょうかね?月夜みたいな小さいキャラが好きかと言われれば、別に特にそういった趣味、もとい性癖はないんですよ。でもなぜか、このところ月夜に心奪われっぱなしな気がします。
ただ、先日登場した灯も個人的に好きなんですよね~。なんだよおい、ちっちゃい娘好きなの?と言われると困りますが……どっちかというと、二人の「目」かなぁ、と思います。

雨の中で登場する月夜もそうですが、灯も非常に無垢な目をしてますよね。ルナと話をしていて、周りへの鎧を作っていないときの表情です。桂馬くんを見つけると眉間にしわを寄せる月夜も可愛いですが、やっぱりこういう子供っぽい表情が好きですねー。月夜は怒るときも、片手でぼこぼこパンチというかわいらしい怒り方で……やっぱり月夜をいじめると楽しいですね!
あとは服のセンスもすばらしい。胸も腰もない雨合羽ですが、こういった服に「着られている」という印象は大好きです。体のラインなんてやっぱり無粋!



桂馬くんのアプローチが効したのか、小さくデレる月夜。顔見せないってところがまた憎いですね!やっぱり敬語のツンデレこそが至高かなぁ、と個人的には思いましたね。

ここで話が外れますが、自分は基本的に「ツンデレキャラ」っていうのはトップには行かないんですよ。もちろん好きで、彼女たちがいるからこそ物語がスムーズに進むんですが、数あるキャラの中から各作品ごとに1ヒロイン選出するとなると、多分どんな作品でもツンデレキャラは選ばれません。自分でも理由みたいのは特に思い浮かばないんですけど。現にこのブログのトップ画像を見ていただけると分かりやすいかもしれませんが……やっぱり素直な愛がいいですよね!俺妹なんかは登場人物がみんなもれなくツンキャラでしたから、終始京介に萌えてましたもん。

そんなツンキャラの代表格とも言えるハクアは、エルシィの代わりにバンド練習中。
徹夜で練習してエルシィより上手になるというハクアの才能はたいしたものですね。さすがハクア!しかも、わざわざ左利き用のベースでやってますよ!恋愛以外は文武両多種多才なハクアですが、これはすごい……しかし、ストーリー上でプラスにはたらくことはないのだった……報われないなぁ!エブリデイ苦労人。

口調もエルシィに似せる……ということで、語尾を引き伸ばすハクア。



ごまをすりすり。う~ん、なんかちょっと違うような……(笑)。

その一方、月夜との下校イベントをクリアした桂馬くんは再度学校へ。次の順番は結……なんですが、間に合わず!へこたれる桂馬くんの隣に、一人の少女が現れます。



計画上では三番目だった歩美ですが、機転を利かして(?)二番目へシフト。歩美との下校イベントがついに開始!と思われたんですが、現れた少女は一人ではなくて……。

女神捜し/再攻略も、紆余曲折ありましたが最終的にはいつもと同じ方向に転がりましたね。桂馬くんが苦労する方向です。五人編成でより加速していくであろう神のみから、今年も振り落とされずに……いられるかな?


今週のマイ女神!

まぁ案の定というか仕方ないというかやむをえないというか想定の範囲内というか覚悟はしていたんですが、今週も天理は出ません。誕生日とかそういったものはなんの関係もありません!アニメ三期で天理出るかなー?なんて思ってる人がたくさんいるはずですが、もうそんなことも言っていられない状態。どういうこっちゃ!ということで、天理SS企画も幅を広げつつ進行中です。予想以上に皆さんに受け入れられているみたいですので、調子に乗ってこのまま続けていこうかな~と!

ともあれ、本日から始まるアニメ再放送もお見逃し無く!

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少年サンデー新年6号は明日発売です。神のみぞ知るセカイでは、主人公にとってははた迷惑なネオハーレムが見れる……のでしょうか?

そんな神のみのガチャガチャを、今日たまたま発見しました!設置されていることは知っていましたが、実際に見るのは初めてでしたね。


110103_2051~010001.jpg
それがこちら。

その名も「やっぱり女子は2Dに限るキーチェーン」です!なんという名称!ということで、商品も(こちら側から見れば)2Dの女子たちのキーチェーンとなっております。

全5種類で、エルシィ・歩美・美生・かのん・栞の五人がそれぞれ描かれています。さらに裏には名言が記されていて、一つ200円の価値に見合ったものとなっているのではないでしょうか?


110103_2052~01.jpg
あんまりお金持っていなかったので、とりあえず五回ぶんです。出たのは歩美以外の四人というわけで、中々の強運ではないでしょうか!
ちなみに、かぶったのは美生です。美生は前の攻略少女スナックのときも重複してましたが……なんだか美生に好かれているみたいですね!いやぁ困ったなぁ!


桂馬くんのキーチェーンが無いのが少し残念でしたが、こういうアイテムは今までなかったので嬉しいですね!店頭で見かけたらオーズよろしく、メダルを入れてみてはいかがでしょうか?


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年越し!2011年!あけまして、おめでとうございます~。


……といっても、この記事を書いてるのはクリスマスだったり。年始はパソコンに触れないので、前日から準備してるんですね。

それにしても、2010年はすごい年だった!
神のみのアニメ化が決まったのが去年の四月で、そこから2010年はずっと神のみアニメでもちきりでした。自分は。スタッフ陣やキャストの発表、PV公開、FLAG.0、そして本放送……まさにノンストップでした!毎日が楽しかったなぁ。

それだけではなく、アニメ開始に先駆けて六月からこのブログやツイッターも開始。若木民喜ファンとして長くいましたが、誰かとコミュニケイトをとることをはほとんどありませんでしたから。感想も読むだけ。現実ではサンデー読んでる人なんて全然いないし。
ただ、ブログやツイッターで「神のみの他の世界」や「他の人の神のみの世界」に触れていくことはすごく新鮮でした!アニメの出来でみんなで盛り上がり、原作の急展開でみんな一緒に唖然とする。今まで自分と神のみのワンウェイだけだったものが、ものすごい勢いで多岐に広がりました。

これから先も生きていく中で、今年は絶対忘れられない年になりそうですよ!


ツイッターでは特に沢山の人にお世話になりました。勢いと熱だけで書いたブログ記事に共感してくださったり、天理を目立たせたいがために作った神のみSSを読んでくださったり。すごく励みになりました!自分のつたないイラストにも、かわいいかっこいいと言ってくれて……飽きっぽい自分が半年以上もこんなメンドクサーイことを続けられたのも、みなさんのおかげですよ!ありがとうございます!
(なんか、アイドルみたいな語り口になっちゃったなぁ。)

特に一番思い出に残っているのが、12月4日のかのんイベントです。あの日の盛り上がりは本当に凄かった。神のみを好きでいて良かった!と強く思えたイベントでしたね。あのイベントは忘れられないですよ、ホントに。

そして2011年からは、新年4日から神のみ再放送開始です!そして後には二期も控えていますし、まだまだ神のみはノンストップですね。自分もこのブログと共に、まだまだ追っかけを続けていきたいと思いますので、ぜひ生温かい目で見守ってくれたら嬉しいです~!


最後に、年賀状イラスト公開。


年賀状っぽさは皆無!

クリスマスイブの夜を丸々使って(!)描いた、嫁×嫁×嫁イラストです。これはいいね!イブナイトをずっとこの三人といましたから、いやー心が温まる温まる!

このブログでは神のみだけでなく、天理・かのん・麻美ちゃんの三人衆も応援していきたいと思っております。「こいつ、俺と同じだな」と感じていただいた方は、ぜひtrefle_rのツイッターまで連絡ください!あんまりいないのです、趣味が合う人が……あうあう。


ともあれ、無事2011年を迎えることができました!あけましておめでとう&、これからもよろしくお願いします。

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※神のみぞ知るセカイの二次創作のSSです。天理とディアナがメインとなったストーリーですが、多少原作との差異があり、その他のキャラにおいても個人のイメージで補われた性格設定が存在します。また、かなりつたない文章なので読みにくいかもしれません。それでもOKという人は、お気軽にどうぞ!(第二話以外の話はこちら


私は、どうしてあの人に会いたいのだろう。
ふと、そんな疑問が頭に浮かんだ。会って、私は桂馬くんと何がしたいのだろう。何を求めているんだろう。
楽しく昔について話すの?私の思いを伝えるの?どれもしっくりとこない。五年前のあの日の桂馬くんの横顔を、私は思い出して――少し、寂しい気持ちになった。
あの時、私はずっと桂馬くんを見ていたけど、桂馬くんは私を見てはいなかった。隣の私ではなく、遥か彼方の出口を見つめていた。私は期待しているのかもしれない。今日彼に会いに行くことによって、彼が、私の方へ振り向いてくれることを。
「天理」
桂馬くんに名前を呼ばれる……それはさすがに欲張りすぎだけど、いつかのそんな日を夢見て。私は今日も、彼の背中を追い続ける。



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私の神が、こんなに気持ち悪いわけがない!
……というわけでもなかった神のみぞ知るセカイ12話「神以上、人間未満」は、アニメ神のみの「最終回」でした。正直全然実感がないんですが、どうやら終わるらしいですね……。



今回の「神以上、人間未満」は原作にもあるエピソードであり、同時に、原作でも問題視(!)されている回でもありました。神様がゲームをして神様が気持ち悪さを披露するというお話です。
でも、それだけではなくて。

アニメの放送が始まる20分くらい前に、自分はツイッターでこの回に関する心構えを言ったんです。放送される前に!(←ここ重要)

それが、この回の感想は二つに割れるだろうな~ということ。



「神以上~」は、ほぼ桂馬くんしか出てきません。同じく少し前にツイッターでも言いましたが、原作ファンとアニメファンはどうしても差異がある。なにがと言われれば、作品に望んでいるものです。深夜アニメで、主人公が一人でもくもくとゲームする描写に丸々一話使うなんて、見たことないですよ。どうしてないって、それは視聴者が望んでないからではないでしょうか。
簡単に言うと、「女子ありき」っていう考えの人がたくさんいる、ということです。もちろん神のみだって女子がいないと成立しませんが、根底が違う。神のみの根底は桂馬くんで、その周りに女子と、その物語が動いている……それを気づいているアニメ視聴者が、果たして何人いるのか。「少年漫画」と「深夜アニメ」っていうのは入り口が全然違いますから、もちろんそれはある意味必然みたいなものなんですけど。



「神以上~」が放送される前に思ったのは、絶対にこの回は批判される!ということです。最終回という作画が集結する回をわざわざ使って、主人公がギャルゲーする話をしてどうする?ヒロインの出番が少なくてどうする?こう思うのだって、いたって普通ですよ。というか、神のみを見てきた人にはぜひそう思って欲しいです。
だからこの回の放送が決まったとき、ちょっと自分は不安でした。本当に桂馬くん主体の物語で30分作るの?途中でエルシィの出番が増えたり……そういう「萌え要素」が追加されたりしない?されたとしても、それが神の生き様の描写の精密性を削いだりしない?と。まーざっくりといいますが、今回はそういうのに、キャラ萌えに媚びて欲しくなかった。歩美がパンチラしそうになったり、美生がムチを持って近づいてきたり、かのんの歌が流れたり、栞が「あほぉぉ!」と言ったりしない、気持ち悪いだけの回。そうであってほしかったです。そしてその願いは、見事に叶えられました。

エルシィの出番はもちろんありますが、それ以外はゲーム画面でしか女子が登場しません。あとは全部桂馬くん。隙間も綻びもなく、完全な「神の世界」として構築されていました。多少の覚悟はしていましたが、全然心配はいりませんでしたね、これは。

そのおかげで、今回は完全な「狂っとる回」、もとい「神回」となりえました。



でもやっぱり、そうだとしても……そうだからこそ、この回に批判は出ると踏んでいました。「意味分からん」、と。

確かにこの回は、蹴ろうと思えばその一言で蹴り飛ばすこともできるはずです。けれどそうではなく、この回をまじまじと見て欲しい。もしかしたらメッセージなんてのはないかもしれませんが。

「神以上~」は、桂馬くんが自分の愛を野放しにする話でした。かなーり極端に描かれてはいますが、自分は見ていてずっと「かっこいい」と思っていましたよ。顔や声だけではなく、その生き方が。ど真ん中で、一直線。神のみという話も、まさにそのとおりだったのではないでしょうか?

桂馬くんを気持ち悪いオタクと見るか、それとも「神」と見るか。今回の話で何かを掴めない人は、正直、神のみはいくら見ても面白く感じないんじゃないかなぁ。12話の感想は見るのすごい楽でしたよ。批判意見に対して「いや、でも次の回は……」「次のキャラは……」とか思わなくてすむ。今回を楽しめなくて、これから先どうやって神のみを楽しむのん?キャンノットの領域。批評の四捨五入がスッパリとできてよかった!



その代わりといっては何ですが、今回は賞賛の意見も多かったですね!自分もこの回は、今までで一番好きかもしれません。やっぱり幸せそうな桂馬くんはいいですよ!美生編の後に空が入ったときは、「お、これは最終回にくるか?」と思ってましたが、予感は的中しましたね。今思うと、この話以外で締めは無理ではないでしょうか?相変わらずの謎の感動が襲い、これはもしかしてハッピーエンドじゃないかな?とかも思っちゃいましたよ。本当は全然ハッピーではない……こともないか。少なくとも桂馬くんの主観から見れば、まごうことなきハッピーエンドですよ!おめでとう桂馬くん!



またアニメでは、桂馬くんのゲームに関する技能もより細かく描かれています。無数のギャルゲーを相手に、少年漫画の主人公らしく(?)必殺技を発動してましたね。すごい、かっこよく見えるぞ!やってることはギャルゲーなのに!
コントローラーを持つのではなく「設置」し、それをキーボードのように叩いて作業する「落とし神モード」もアニメで忠実再現されています。しかし、アニメで動きがつくと凄さが強調されますね……速いとかいう次元ではないですよ。まさかこんなところでアニメ表現によるプラス要素が生まれてくるとは!



サイトの利用者からの要望で、「プリンセスダービー」というギャルゲ……のようなものを攻略します。これまた難解なギャルゲーで。

ダービーといいつつも宇宙空間で弾幕回避を続けていますが、あのリモコンでこれは厳しくないですか!?しかも、他のギャルゲを並行して進めたまま!
それにしても、桂馬くんは本当に楽しそうにゲームをしますねぇ……。どの瞬間よりもすがすがしい顔をしてらっしゃいます。



あと最終回を見て思ったのは、下野さんの演技の良さですかねぇ……下野さんの桂馬くんがもうイメージピッタリで!前にも何度か言いましたが、桂馬くんには三つの性格が存在しています。一つが現実にあたるときの冷めた性格。もう一つがゲームにあたるときの優しい性格。そして最後の一つが、有頂天に達したときのハイテンションさ。この三つが混合していてこその桂馬くんなんですが、下野さんはこれを見事に演じてくださっていたと思います。かっこよくもあり、気持ち悪くもある……そんな桂馬くんが見事に表現されています。今回はいつもの数十倍桂馬くんが喋っていましたが、喋れば喋るほど際立ちますね~。



そんな下野さんが本領を発揮したのが、最後のED「集積回路の夢旅人」です。神のお声ということもあって、歪んで聞こえてきますが……とてつもない感動!
歌声自体はヒドイかもしれませんが、これが桂馬くんの愛であり、演じた下野さんのフィーリングからなる全てではないでしょうか。気持ち悪くて歪んでても、それはまっすぐな愛があるからですよ。神のみはきっと、全編そういう作品です。



アニメ神のみは、正直最初はすごく不安でした。もちろんそれは楽しみと期待の裏返しで、好きな作品だからこそ成功して欲しい。原作ファンとアニメから入る人が、楽しめるような作品であってほしい。きっとアニメを作っている人はみんなそう思っているはずです。でも、全部の作品がそうなれるわけではない。だから不安でした。アニメ化なんてしなきゃよかった~なんて、誰にも言われたくはなかったからです。
ただそんな不安は、アニメの一話を見た時点で全て吹き飛びました。高いクオリティ、原作をしっかりと踏襲したストーリー。イメージに狂いの無い声。どこをとっても、文句の付けようがなかったんですよ。そこで完結できました……自分の中では。

ただ、それだけが全てじゃないと思っていました。感想サイトを見て、どのように評価されているか。どんなふうに思われているか。それがすごく気になって気になって……でも、分かっていたこととはいえ、そこに批判意見は存在していました。もちろん仕方ないことではありますが、ヒョロヒョロな出来ではなく「全力の出来」であろう作品に対するそういう意見は、やっぱり心にくるものがありました。

でも。

アニメになるって、すごく幸せなことなんですよ。神のみファン……若木先生ファンとして、、6年前からこうなることを渇望してきました。若木先生の作品の人気が出て、評価されて、アニメになる。それだけでも十分幸せなことです。6年前や、アルバトロスが終わった後の自分にこの事を伝えれば、飛んで喜んだはずです。
けど、心っていうのは難しくて。

物事って、幸せに触れる要素が大きくなるほど、不幸のダメージが大きくなるものなんですよ。アニメになるともっと厳しい目線で見られ、もっとキツイ言葉で言われる。それは神のみがアニメになって、より多くの人に認知されているからなんですが……最初のころは、どうしてもそれが辛かったです。「つまんね」という一言が、そのほかの1000件の「面白い」よりも心に刺さってしまってました。どうして分かってくれないの、と。自分がアニメという文化を知り、ネットという世界につながる遥か前からの若木民喜ファンにとって、その言葉はあまりにも重かったです。



物事のプラスとマイナスには天秤があって、どちらかに大きく傾くほど、もう片方もより大きく針が動く。さっきも言いましたが、認知されているから批評が出る。批判意見が一つ増えたとしても、きっと、絶対、「面白い」という意見はその何千倍も増えているはずです。そしてその意見のほうが価値と意味があることは、誰が考えたって一目瞭然ですよ。
マイナスに傾く針ばかりを眺めていて、自分はもう少しでプラスへの傾きを見逃すところでした。世界が広がれば、同じように傷つく事だって増えます。でもそれは不幸なことじゃなくて。
それを桂馬くんは、この回で普通にやっていましたもん。ゲームが増えて収拾がつかなくなっていましたが、どれだけ身体的・精神的に疲労したって、桂馬くんは笑いながらゲームをしていました。だからこそ自分は、桂馬くんをかっこいいと思うのかもしれません。桂馬くんはどれだけ不幸に針が倒れても、プラスのほうでずっと待ち構えている。針をプラスに変えようとする。難しいことだけれど、それをやろうとする人こそが「神」なんじゃないかと。誰がなんと言っても、自分は神のみが好きだ!と言い張れる……アニメ神のみを通して、そんな領域へ一歩近づけた気がします。



神のみのアニメも、二期の製作が決定しました。ハクアが出て、他の様々なキャラも登場します。これから先、より針は大きくプラスに傾くことでしょう。同時にマイナスにも。
でもきっと比率は明らかに違っていて、自分はそれを見逃したくないです。



自分は二年くらいアニメを見ていますが、わざわざ深夜まで起きて見たり、アニメのためにブログまで開設するようなことは一度もなかったです。でも今回はそれをしました。大変だと思ったときもありましたが、後悔なんて微塵もしてないですよ。遅くまで起きていても、そうしていて良かったと言えるクオリティだった。感想を時間をかけて書く相応の内容だった。そう思います。

桂馬くんは最後、「ボクの戦いは始まったばかりだ」と言いました。
神のみぞ知るセカイも同様に、まだ始まったばかりですよ。アニメは終わりましたが、再放送、二期、原作とまだまだ続きます。このブログでは、まだまだそんな神のみを追い続けていきたいなぁ。

なんたって、神のみは大好きですから!

 

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またまぎらわしい記事タイトルだなぁ……というのは置いておいて、今週の神のみぞ知るセカイは125話「男女6人秋物語」です。桂馬くんの呼び名が、自分の中で危うく「桂馬きゅん」になるところだった……というお話です。え、違う?どのみちもう、一部では呼ばれている名前ですが。


前回、図書館で遭遇した結に攻略されかけた桂馬きゅんでしたが、今回はさらに押されっぱなしです。桂馬きゅんが押しに弱いのは物語内でも分かりやすく描写されますが、結相手となるとめっぽうな弱さを見せてますね。



……とはいえ、桂馬きゅんがフラフラになるのも分かるくらい、結のアプローチは大胆です。前回の感想でも言いましたが、それにしても結はキャラが強い!一人称が「ボク」ってそんなに珍しくないキャラではありますが、今までそれほど魅力的だとは感じなかったんですけど……結は凄い。
神のみのキャラってほとんどが「いじめる」とより魅力的な反応をしてくれる人が多いんですが、結はそうじゃないんですねー。いつも桂馬きゅんがやっていることを逆目線で見るだけで、こんなにも面白いとは!しかもまた、桂馬きゅんがいい反応するんですよねー。少年漫画の主人公の持つ「ピュアさ」が際立つ展開ですね。際立つ展開がこんな流れ上かい!



助け舟を出すハクア。このシーン……というかこのテンポ、どこかで見たことあるような気がするんですが……なんの漫画だっけ。



勇猛な救済の仕方を見せたハクアでしたが、一方桂馬きゅんはそんなハクアに甘える始末。挙句の果てにはSDキャラと化し、片手で扱われております。こういう扱いはエルシィだった気がしますが……立場がめまぐるしく変わる中で、桂馬きゅんも迷走してらっしゃるみたいですね!



「バディー替え」が行われた後、さんざん言われっぱなしのハクアでしたが、このあたりで逆転の兆し……かな?こういうときのハクアは無双状態ですね。桂馬きゅんとハクアの言い争いは見ていて微笑ましいものがあります。



ところがどっこい、フラグをへし折り、みそ汁の中に沈める桂馬きゅん。相変わらず、客観的にしか世界を見れないですね~彼は。期待しながら見つめてるハクアの視線に気づいてくださいよ!桂馬きゅんを意識している人においては最も近い位置にいるくせに、どこまでいっても報われないハクア……いや、近いからこそ報われないのかもしれませんが。どうしたって反比例。

それにしても、ハクアばっかりいい目見すぎてませんか!?ハクアがメインヒロインみたいじゃないですか!いーなーハクア……ハクア……てんり……てんりはまだかい?天理回はいつ?
待ち焦がれてますよーもう!


個人的な願望は置いといて、今回はちひろも見所です!



桂馬きゅんが電話に出てあわてるちひろ。同時に私服や部屋も公開されてますが、いいですね~こういうの。生活感があるというか、なんか覗き見してるみたいで楽しいです。ましてや相手はちひろ!多彩なキャラと個性が入り混じる神のみの中で、フツーであることが逆に個性になっているちひろですが、デレ具合も絶妙です。電話で話をすると、突然弱腰になるちひろもリアルで、もう逆に胸が苦しくなります。甘酸っぱいねーははは!げほごほ!



電話越しのくせしてイケメンになる桂馬きゅんの恐るべき潜在能力はさておき、実はこの電話も桂馬きゅんの一つの布石です。その名も「一斉下校イベント」……二人でもすさまじいのに一斉とは!次回、桂馬きゅん……いや、桂馬くんはどうなるんでしょうか?合併号なので来年(!)ですが、楽しみに待ちましょ~う。

そして。
随分前から噂はありましたが、アニメ神のみ、第二期放送決定です!おめでとうー!ついにハクア、楠、ちひろetc…が出演ということで……こちらも期待大ですね!


今週の不可思議!



桂馬きゅんと結のからみを見て、超常の現象に驚きを隠せない栞。二週間もあわててます。混じるはずのない水と油ですが、飲んで胃の中にしまってしまえば一緒さ!みたいな発想は危険ですので、栞はくれぐれも注意してほしいですね。

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