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神のみ・サンデーの感想ブログ。こっちはまじめ。
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神のみぞ知るセカイを人生の主軸、少年サンデーとアニメを人生の原動力としている人。
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私の神が、こんなに気持ち悪いわけがない!
……というわけでもなかった神のみぞ知るセカイ12話「神以上、人間未満」は、アニメ神のみの「最終回」でした。正直全然実感がないんですが、どうやら終わるらしいですね……。



今回の「神以上、人間未満」は原作にもあるエピソードであり、同時に、原作でも問題視(!)されている回でもありました。神様がゲームをして神様が気持ち悪さを披露するというお話です。
でも、それだけではなくて。

アニメの放送が始まる20分くらい前に、自分はツイッターでこの回に関する心構えを言ったんです。放送される前に!(←ここ重要)

それが、この回の感想は二つに割れるだろうな~ということ。



「神以上~」は、ほぼ桂馬くんしか出てきません。同じく少し前にツイッターでも言いましたが、原作ファンとアニメファンはどうしても差異がある。なにがと言われれば、作品に望んでいるものです。深夜アニメで、主人公が一人でもくもくとゲームする描写に丸々一話使うなんて、見たことないですよ。どうしてないって、それは視聴者が望んでないからではないでしょうか。
簡単に言うと、「女子ありき」っていう考えの人がたくさんいる、ということです。もちろん神のみだって女子がいないと成立しませんが、根底が違う。神のみの根底は桂馬くんで、その周りに女子と、その物語が動いている……それを気づいているアニメ視聴者が、果たして何人いるのか。「少年漫画」と「深夜アニメ」っていうのは入り口が全然違いますから、もちろんそれはある意味必然みたいなものなんですけど。



「神以上~」が放送される前に思ったのは、絶対にこの回は批判される!ということです。最終回という作画が集結する回をわざわざ使って、主人公がギャルゲーする話をしてどうする?ヒロインの出番が少なくてどうする?こう思うのだって、いたって普通ですよ。というか、神のみを見てきた人にはぜひそう思って欲しいです。
だからこの回の放送が決まったとき、ちょっと自分は不安でした。本当に桂馬くん主体の物語で30分作るの?途中でエルシィの出番が増えたり……そういう「萌え要素」が追加されたりしない?されたとしても、それが神の生き様の描写の精密性を削いだりしない?と。まーざっくりといいますが、今回はそういうのに、キャラ萌えに媚びて欲しくなかった。歩美がパンチラしそうになったり、美生がムチを持って近づいてきたり、かのんの歌が流れたり、栞が「あほぉぉ!」と言ったりしない、気持ち悪いだけの回。そうであってほしかったです。そしてその願いは、見事に叶えられました。

エルシィの出番はもちろんありますが、それ以外はゲーム画面でしか女子が登場しません。あとは全部桂馬くん。隙間も綻びもなく、完全な「神の世界」として構築されていました。多少の覚悟はしていましたが、全然心配はいりませんでしたね、これは。

そのおかげで、今回は完全な「狂っとる回」、もとい「神回」となりえました。



でもやっぱり、そうだとしても……そうだからこそ、この回に批判は出ると踏んでいました。「意味分からん」、と。

確かにこの回は、蹴ろうと思えばその一言で蹴り飛ばすこともできるはずです。けれどそうではなく、この回をまじまじと見て欲しい。もしかしたらメッセージなんてのはないかもしれませんが。

「神以上~」は、桂馬くんが自分の愛を野放しにする話でした。かなーり極端に描かれてはいますが、自分は見ていてずっと「かっこいい」と思っていましたよ。顔や声だけではなく、その生き方が。ど真ん中で、一直線。神のみという話も、まさにそのとおりだったのではないでしょうか?

桂馬くんを気持ち悪いオタクと見るか、それとも「神」と見るか。今回の話で何かを掴めない人は、正直、神のみはいくら見ても面白く感じないんじゃないかなぁ。12話の感想は見るのすごい楽でしたよ。批判意見に対して「いや、でも次の回は……」「次のキャラは……」とか思わなくてすむ。今回を楽しめなくて、これから先どうやって神のみを楽しむのん?キャンノットの領域。批評の四捨五入がスッパリとできてよかった!



その代わりといっては何ですが、今回は賞賛の意見も多かったですね!自分もこの回は、今までで一番好きかもしれません。やっぱり幸せそうな桂馬くんはいいですよ!美生編の後に空が入ったときは、「お、これは最終回にくるか?」と思ってましたが、予感は的中しましたね。今思うと、この話以外で締めは無理ではないでしょうか?相変わらずの謎の感動が襲い、これはもしかしてハッピーエンドじゃないかな?とかも思っちゃいましたよ。本当は全然ハッピーではない……こともないか。少なくとも桂馬くんの主観から見れば、まごうことなきハッピーエンドですよ!おめでとう桂馬くん!



またアニメでは、桂馬くんのゲームに関する技能もより細かく描かれています。無数のギャルゲーを相手に、少年漫画の主人公らしく(?)必殺技を発動してましたね。すごい、かっこよく見えるぞ!やってることはギャルゲーなのに!
コントローラーを持つのではなく「設置」し、それをキーボードのように叩いて作業する「落とし神モード」もアニメで忠実再現されています。しかし、アニメで動きがつくと凄さが強調されますね……速いとかいう次元ではないですよ。まさかこんなところでアニメ表現によるプラス要素が生まれてくるとは!



サイトの利用者からの要望で、「プリンセスダービー」というギャルゲ……のようなものを攻略します。これまた難解なギャルゲーで。

ダービーといいつつも宇宙空間で弾幕回避を続けていますが、あのリモコンでこれは厳しくないですか!?しかも、他のギャルゲを並行して進めたまま!
それにしても、桂馬くんは本当に楽しそうにゲームをしますねぇ……。どの瞬間よりもすがすがしい顔をしてらっしゃいます。



あと最終回を見て思ったのは、下野さんの演技の良さですかねぇ……下野さんの桂馬くんがもうイメージピッタリで!前にも何度か言いましたが、桂馬くんには三つの性格が存在しています。一つが現実にあたるときの冷めた性格。もう一つがゲームにあたるときの優しい性格。そして最後の一つが、有頂天に達したときのハイテンションさ。この三つが混合していてこその桂馬くんなんですが、下野さんはこれを見事に演じてくださっていたと思います。かっこよくもあり、気持ち悪くもある……そんな桂馬くんが見事に表現されています。今回はいつもの数十倍桂馬くんが喋っていましたが、喋れば喋るほど際立ちますね~。



そんな下野さんが本領を発揮したのが、最後のED「集積回路の夢旅人」です。神のお声ということもあって、歪んで聞こえてきますが……とてつもない感動!
歌声自体はヒドイかもしれませんが、これが桂馬くんの愛であり、演じた下野さんのフィーリングからなる全てではないでしょうか。気持ち悪くて歪んでても、それはまっすぐな愛があるからですよ。神のみはきっと、全編そういう作品です。



アニメ神のみは、正直最初はすごく不安でした。もちろんそれは楽しみと期待の裏返しで、好きな作品だからこそ成功して欲しい。原作ファンとアニメから入る人が、楽しめるような作品であってほしい。きっとアニメを作っている人はみんなそう思っているはずです。でも、全部の作品がそうなれるわけではない。だから不安でした。アニメ化なんてしなきゃよかった~なんて、誰にも言われたくはなかったからです。
ただそんな不安は、アニメの一話を見た時点で全て吹き飛びました。高いクオリティ、原作をしっかりと踏襲したストーリー。イメージに狂いの無い声。どこをとっても、文句の付けようがなかったんですよ。そこで完結できました……自分の中では。

ただ、それだけが全てじゃないと思っていました。感想サイトを見て、どのように評価されているか。どんなふうに思われているか。それがすごく気になって気になって……でも、分かっていたこととはいえ、そこに批判意見は存在していました。もちろん仕方ないことではありますが、ヒョロヒョロな出来ではなく「全力の出来」であろう作品に対するそういう意見は、やっぱり心にくるものがありました。

でも。

アニメになるって、すごく幸せなことなんですよ。神のみファン……若木先生ファンとして、、6年前からこうなることを渇望してきました。若木先生の作品の人気が出て、評価されて、アニメになる。それだけでも十分幸せなことです。6年前や、アルバトロスが終わった後の自分にこの事を伝えれば、飛んで喜んだはずです。
けど、心っていうのは難しくて。

物事って、幸せに触れる要素が大きくなるほど、不幸のダメージが大きくなるものなんですよ。アニメになるともっと厳しい目線で見られ、もっとキツイ言葉で言われる。それは神のみがアニメになって、より多くの人に認知されているからなんですが……最初のころは、どうしてもそれが辛かったです。「つまんね」という一言が、そのほかの1000件の「面白い」よりも心に刺さってしまってました。どうして分かってくれないの、と。自分がアニメという文化を知り、ネットという世界につながる遥か前からの若木民喜ファンにとって、その言葉はあまりにも重かったです。



物事のプラスとマイナスには天秤があって、どちらかに大きく傾くほど、もう片方もより大きく針が動く。さっきも言いましたが、認知されているから批評が出る。批判意見が一つ増えたとしても、きっと、絶対、「面白い」という意見はその何千倍も増えているはずです。そしてその意見のほうが価値と意味があることは、誰が考えたって一目瞭然ですよ。
マイナスに傾く針ばかりを眺めていて、自分はもう少しでプラスへの傾きを見逃すところでした。世界が広がれば、同じように傷つく事だって増えます。でもそれは不幸なことじゃなくて。
それを桂馬くんは、この回で普通にやっていましたもん。ゲームが増えて収拾がつかなくなっていましたが、どれだけ身体的・精神的に疲労したって、桂馬くんは笑いながらゲームをしていました。だからこそ自分は、桂馬くんをかっこいいと思うのかもしれません。桂馬くんはどれだけ不幸に針が倒れても、プラスのほうでずっと待ち構えている。針をプラスに変えようとする。難しいことだけれど、それをやろうとする人こそが「神」なんじゃないかと。誰がなんと言っても、自分は神のみが好きだ!と言い張れる……アニメ神のみを通して、そんな領域へ一歩近づけた気がします。



神のみのアニメも、二期の製作が決定しました。ハクアが出て、他の様々なキャラも登場します。これから先、より針は大きくプラスに傾くことでしょう。同時にマイナスにも。
でもきっと比率は明らかに違っていて、自分はそれを見逃したくないです。



自分は二年くらいアニメを見ていますが、わざわざ深夜まで起きて見たり、アニメのためにブログまで開設するようなことは一度もなかったです。でも今回はそれをしました。大変だと思ったときもありましたが、後悔なんて微塵もしてないですよ。遅くまで起きていても、そうしていて良かったと言えるクオリティだった。感想を時間をかけて書く相応の内容だった。そう思います。

桂馬くんは最後、「ボクの戦いは始まったばかりだ」と言いました。
神のみぞ知るセカイも同様に、まだ始まったばかりですよ。アニメは終わりましたが、再放送、二期、原作とまだまだ続きます。このブログでは、まだまだそんな神のみを追い続けていきたいなぁ。

なんたって、神のみは大好きですから!

 

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