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管理人:とれふる
Pixiv
TINAMI
インタビューズ
神のみぞ知るセカイを人生の主軸、少年サンデーとアニメを人生の原動力としている人。
絵やSSもたまに書きますが、これは人生の潤滑油です。つまり、よくスベる。
ご意見・ご要望があれば studiotrefle0510☆gmail.com の方まで、☆を@に変換してお気軽にどうぞ。
鮎川天理さんからの求婚もお待ちしています。
※神のみぞ知るセカイの二次創作のSSです。天理とディアナがメインとなったストーリーですが、多少原作との差異があり、その他のキャラにおいても個人のイメージで補われた性格設定が存在します。また、かなりつたない文章なので読みにくいかもしれません。それでもOKという人は、お気軽にどうぞ!(以降の話はこちら)
これは、いつかの話。
内に女神を秘めた少女が、一人の少年と出会った、五年後の話。
内に女神を秘めた少女が、一人の少年と再会する、五年前の話。
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私は、物事の中心に立つのが得意ではない。
人と喋ったりするのも、遊んだりするのももちろん楽しい。でも、自分から何かを仕切ったり、あれをしよう、こうしようと率先したりはしたことがなかった。私の中では、幸せは作り出すものではなくて「見つけ出すもの」という位置にあって、例えば自分のしたい遊びができなくても、今やっている別の遊びで新たな楽しさを発見することができれば、それは妥協でもなんでもなく、むしろ進歩……だと、思う。食べたいと思っていたプリンがパパに取られたとしても、残ってあったコーヒーゼリーがおいしくなくなるかと言われれば、もちろんそんなことはなくて。
幸せはどこにでもあって、私はつぶさにそれを探していきたい。
だから私は、この町からでてあの人に会いに行こう……なんて思ったことは一度もなかった。もちろん、会いたい、話したいと思うことはあったけれど――――私は今のままでも十分よかった。友達と遊んで、ママと一緒にクッキーを作って、パパと一緒にドライブして。
私の中にいる「彼女」と、いつも同じことを共有して。
それでいいと思っていた。でも、小学校を卒業して中学校に入学する前の春休み、突然「彼女」は鏡越しの私に向けてこう言ってきた。
「天理、一つ相談があるんですが」
なに?あらたまってどうしたの、ディアナ。
「舞島市に行きましょう」
私の頭の上の歯車が、カチッ、と動き出した気がした。
本日、神のみぞ知るセカイの単行本第11巻が発売されました。

人気急上昇中のエルシィ表紙です。エルシィとのデート編は、エルシィファンなら必読の出来ですよ。これから先の原作の展開を考えると、あわあわ~っとしたエルシィが見れるのは最後の機会……ってあれ?そんなこともない?
本筋となる攻略では、長かった檜編がついに終結します。檜編のラストは若木先生が直視できないのも分かるくらい、重いです。超ヘビーな展開。
ただ、だからこそエンディングの感動が凄いですね。檜編は本当に何度読んでもジーンときてしまいます。あれだけ爛漫だった檜が、心の中の負の感情を開放して楠を何度も何度も殴りつける。正気に戻った後、それでも檜は「姉だ」と主張します。それは檜の意地であり、義務であり、楠への思いがあったからこその行動です。
檜編はラストシーンの引きも超好きですね。完成度で言えば、誰のどんな話よりも高いですよ、檜編は。
他にも、桂馬くんがギャルゲー仕分けを行う「とりあえずトリアージ」も収録。裏表紙でも触れられていますが、こういう話こそが桂馬くんと神のみの本質が顕著に表れている気がしますね。
で、はずせないのが天理とハクアが桂馬くんとデートをする「トライアングルラブレター」編。天理がすごくかわいいんですが、これ、どうしたらいいですかね?天理こそ最近の原作で登場機会が少ないので、11巻でエネルギー補給!おまけページの天理のイラストもいいですよ!前にも言いましたが、これから裏表紙が桂馬くん、表紙がその他のキャラ……という流れになれば、天理表紙が来ますよ!来年、年始のお参りで神様に祈っておきましょう。「天理が表紙になりますように」。
ちなみに、11巻にはひっそりと(?)フィオーレが初登場。なかなか名前を覚えてもらえない彼女ですが、これから先の活躍にも期待……していいのかしら。

あ、それと、本日サンデー本誌の応募者全員サービスが到着しました~。イヤホン関連のグッズですね。ドクロとかもいちいちかわいいデザインです。毎度のことながら、頼んでおいても実用はしませぬ!大事にとっておきたいと思います。
アニメ神のみぞ知るセカイ11話「おしまいの日」の感想を。
栞編がついに最終回を迎えるんですが……まさに今回は圧倒的な出来でした。そして同時に、アニメ神のみの最高到達地点を記録した回でもあると思います。
栞編については言いたいこともたくさんありますが、11話はほぼ全てを最後の「キスシーン」が持っていきました。その前の桂馬くんと栞の「居場所」についての談義の数分間に、栞編、そして神のみという作品の無数の要点が集結されていたような気がします。
栞編は図書館の中というわけで全編的にコントラストの暗い中で物語が展開されていましたが、栞が立てこもった最後、まさに真っ暗闇の中で栞が「勇気」を求めた直後……それが一気に晴れ、眩い光の中でのキスというものでした。光の演出以外にも、個人的には音楽がすさまじかったと思います。キスシーンのときに流れた「God only knows」は、世界観にもピッタリと合い、そしてなおかつキスシーンを最大限まで盛り上げていました。「God only knows」は、名実ともに神曲として認定されていますが、自分も完全に異論なしです。感服しました。
かのん編の最終回が最高潮まで盛り上がってしまったため、正直栞編は「かのんの影にかくれてしまうのでは」と思っていたんですが、そんな不安を破壊する出来だったことは、誰の目から見ても明らかです。
そして何がすごいといわれれば、かのん編とは違った種類の感動だったということがまたすごい。かのん編はどちらかというと、終わった後に拍手をいつまでもいつまでも贈っていたいような凄さがありましたが、栞編は完全に開いた口がふさがらない、視聴者を「圧倒」する展開と内容だったと思います。昨日は見終わった後、すぐには寝付けませんでした。
9話と10話を見た後の感想としては、自分は「ちょっと地味じゃないか?」と思ってたんですね。もちろん、あのアイドルとしての華やかさを追求したかのん編の後ですから、そうなってしまうのは仕方がないんですが。しかし、そんな印象も最後に一新されました。暗く暗鬱な雰囲気がどことなく漂っていた図書館が、あそこまで魅力的な演出を作り出すとは。
そしてもう一つは、栞編の3話構成……ということについてです。栞はただでさえスローにステップを刻むキャラだし、なによりかのん編に必要不可欠だった「キャラの掘り下げ」をそれほど加筆する必要もない。栞は「心のスキマ」を描くことが直接「キャラの掘り下げ」につながりますから、三話も必要ないのでは?スピード感を補ってあげる必要があるのでは?と思ってました。
しかし、栞編はまったくその予想と反する結末となりました。あのキスシーンを見た後は、もう断言できますよ。「栞編は長いほうがいい」と。図書館の中と外での栞の苦労の描写が長ければ長いほど、あのキスシーンは映える気がします。11話でも、栞の精神面のトラウマはより深く描かれ、より深く栞を抉っていました。
栞の過去のシーンで、遅れて音楽室に入りづらかった栞は図書室で不安な気持ちを消化します。自分もそういう気分になったことがあるので良く分かるんですが……あの過去描写があることで、よりはっきりと分かるようになったことがありました。
それが、栞が本に感じているもう一つの気持ちです。
「栞は本を守りたいのか?それとも外の世界からの逃げ場所を守りたいのか?」
桂馬くんは、栞にそう問いかけました。これは栞を作っていたものと、守っているものと、信じていたものを全て破壊する台詞で、一つの真実でもあります。
そして更に一つ、この言葉は、桂馬くんが栞に言い放った決別の言葉です。
栞の「本当は話したい」という心の声を聞いたとき、桂馬くんは小さく「違ったか」とつぶやきました。予想とは違ったか、という意味もありますが、やっぱりここでの意味は「僕と」ではないでしょうか。
僕とは違ったか。
栞は桂馬くんに、自分と同じ思いを抱き同じことを感じているのではないか、と期待をしていました。それは結局違ってしまうんですが、それと同じように、落とし神である桂馬くんが栞に対してなにか期待する……というのも、決してない話ではないと思うんです。
でも、違った。
栞は、神へとなりえなかった。
それはもちろん堕落などではなくて、栞が別の道を歩もうとしているといこうこと……つまり、決別です。
桂馬くんはキスをするため、勇気を与えるために、栞に手を差し伸べます。もし、もし桂馬くんがもう一人自分と似た「神」が欲しかったのだとすれば、一縷でも期待していたのだとすれば、いったい桂馬くんはどんな思いで手を差し出したのでしょうか。
栞と桂馬くん、二人でずっと永遠に、自分を守ってくれる砦の中で「外の世界」から立てこもることだってできますよ。ただしそれが成立するのは、双方が神だとしたら、の話です。栞は桂馬くんの隣に座りましたが、見ている場所は違かった。栞はどこかで、窓から外の様子を眺めようとしていたのかもしれません。
栞は外の世界を、他人を求めていた。
たとえ隣に誰かがいなくなるとしても、桂馬くんは栞を最後まで引導しました。キスをして、勇気をあげて、手を差し伸べたんです。さようなら、とは言いませんでしたが。
最後、桂馬くんはゲームのキャラから一つの問いを投げられています。「また図書室に帰ってきてくれる?」YESか、NOか。桂馬くんはそのどちらかを選択しましたが、その行方は分からず。
ただ、自分としては、「NO」を選んで欲しいと思います。
YESとNOで選択肢をウロウロとする桂馬くんには、もしかしたら「心の迷い」というものが生まれていたのかもしれません。外の世界へと栞を案内してまた一人になり、寂しさのようなものを感じていたのかもしれません。
けれど、それは全て栞のためで。桂馬くんは自分の気持ちを無視して、栞の願いを叶えたのかもしれません。歩美、美生、かのんのときのように。自分でも世界のためでもなく、ヒロインのために一つを選ぶ。
落とし神は、また振られてしまったのではないでしょうか。
でも、それでも、自分は桂馬くんには「NO」を選んで欲しいです。……たとえゲームの中でも、YESは選びませんよ、彼は。
「神」に近かった栞が外の世界に溶け込んでいったことで、桂馬くんの中に多少なりとも「揺らぎ」というものが生まれていたのかもしれません。栞は同じ沸点を持っていましたから。
……でも、キスをしたということはそれを噛みしめた上で、栞の背中を押したということです。同じ場所に立てたかもしれない。同じ思いを共有できたかもしれない。でも、栞の思いを最優先して、さよならを告げた。心の中のモノローグで。
桂馬くんは、依存しません。妥協しません。それは誰かのためであると同時に、自分のためでもあったのかも、と思います。
栞は扉を抜けていきました。桂馬くんは扉の上でそれを見送った後、また次の扉の上へと移動してまた扉の鍵を用意し続けます。それこそが神であり、桂馬くんの望んだ立ち居地なのかもしれません。
次回予告!
FLAG 12.0「神以上、人間未満」
いつも駆け魂狩りに追われているせいで、桂馬の部屋は未攻略のギャルゲでいっぱいに…。積みゲーを片付けるべく「落とし神モード」を発動!
次々とゲームを攻略していく桂馬は正に神!! 数時間が経ち、心配するエルシィの忠告もきかずゲームを続けた桂馬だったが、ついに体力の限界か意識が遠のき始めて……もう限界かと思われた時、彼の目に映ったのは…!?(アニメ公式サイトより)
栞は「心の逃げ場所」として、本と図書館を持っていました。でも今は違って、自分の「心の在り場所」として、そこを守り、作り出すことができるようになりました。あの日はきっと、栞の一つの始まりの日です。
相変わらず、元ネタの分かりにくいタイトルですねぇ。「しるし」もいい歌ですが、個人的には「掌」をオススメします……って、早速話が脱線していますが。
昨日、ついに注文していた「コイノシルシ」のCDが到着しました~。

収録曲は6曲で、神のみぞ知り隊の5人の合唱バージョンと、攻略キャラ4人がメインとなっているバージョン、そしてインストゥルメンタルという構成です。かな恵さん、竹達さん、悠木さん、奈央さん、花澤さんの5人の歌声がたっぷりと堪能できるうえ、全曲がフルサイズです!これはすごい!
コイノシルシは一曲聴くごとにこみ上げてくるものがあるので、聴いていると疲れますね。楽曲のエネルギーが半端ではないというか。しかも、特にアレンジがなくメロディーは全曲同じなのに、連続で聴いていても全然飽きないです!キャラごとももちろんいいですが、やっぱり全員集合バージョンは一段上にありますね。
OP「God only knows~集積回路の夢旅人」の評価が高いですが、この「コイノシルシ」も、どこに出ても恥ずかしくないエンディングではないでしょうか。神のみのアニメがこれからさらに展開されるとすれば、そのときのエンディングがこの曲でもなんの文句もないですよ!いっそもう、最終的に二十人ぐらいになるまで続けてもいいのでは?
ジャケットイラストは原作者の若木民喜先生の描きおろしです。初回特典で五人分の差替えジャケットも収録されていましたが、どれもすばらしいイラストです。値段は変わらずなので、気になる方は早めに確保しておいたほうがいいかもしれません~。

もう一つの神のみ情報は、先日発売されたアニメ雑誌です。神のみの版権絵が掲載されているものは幾つか発売されているんですが、オススメするのはNewtype1月号ですね。


なんと、神のみ版権絵だけでなく、キャラクターたちの設定資料までもが掲載されています!これはすごい!少し前にジェネオンさんから無料配布された雑誌にも少し載っていたんですが、今回はその数倍の資料が4ページに及ぶ大ボリュームで登場しています。麻里さんや空、そしてちひろの設定資料まで!児玉先生まで(笑)ありますが、とにかくかつてない情報量です。個人的な話をさせてもらえば、かのんの資料が誰よりも多くて嬉しい!パジャマ姿の破壊力は凄いです。

ちひろもかわいいですね!あー早くちひろ編見たいっ。

そしてアニメ本編ですが、12話でついに落とし神さまが覚醒するみたいですね。来るとすれば最終話かなーと思ってましたが、これはいろんな意味で楽しみ。
……というか、神のみってスケジュール的にも内容的にも12話が最終回……かと思ってたんですが、なぜか「最終話」という表記がされていません。これはNewtypeだけでなくて、コンビニで売っている番組スケジュールの載っている雑誌でもそうなんですよね。[終]って付いていない。12話の放送が12/22日で、その次の週は年末でどんなアニメも放送してませんから、13話で完結だと年をまたいじゃうんですが……。というより、そういうふうにはしないはずですよ。1クールならね。
ただ、さっき言ったとおり、神のみは1クールだと踏んでるんですよ。前に若木先生が10/20の際のブログで
アフレコに行ってきた。攻略女子ごとに1回は行こうと思っているんだけど、これでもう安心だ。
って言っていたんですよ。これってタイミング的にも栞っぽいですし、つまり「栞でいったん打ち止め」という受け取り方をしていたんです。じゃあ、1クールで丁度いいね!と思っていて、実際丁度いいんですが……何かあるのかもしれません。何かが。
ちなみに。
ちょー個人的な話なんですが、現在、神のみのSSの構成を練っております。以前、ツイッターでもうさんやdlswさん、ルキアさんにDHAさんと周りの色々な人が神のみSSの話をしていて、感化されたというか……アニメ終わっちゃうと、記事にすることないなーというか……(それが理由か)。
まあ、年末年始はちょっと時間が開くうえにアニメもなく原作も合併号でブログの過疎化が見え見えなので、一念発起してみようかと。天理とディアナが主人公というのはもう決まっていて、問題は「心の内側」と「ストーリー性」のどちらを重視して書こうかなーというところです。が、読むほうも書くほうも飽きないように今回は後者にしようかと思ってます。とりあえずの目標は最後まで書ききること、ですかねぇ……。
まさかこの回が、こんなにも面白みあふれる回になるとは!
アニメ神のみぞ知るセカイ10話「あたしの中の……」の感想を。
前回、栞の「ありがろん」で終了した栞編ですが、今回からはさらに彼女の独壇場……と、なるはずだったのですが。
今回の見所は、やっぱり栞のリアクションですよね。「心の声を聞く」という目的を果たすため、桂馬くんは栞に向けて次々と攻撃を開始するんですが……栞も、いいリアクションを見せてくれますよ!
Aパートの冒頭では、本という媒体をめぐる二人の争いの末、栞が勇気を出して桂馬くんを否定します。
「ば……ばかぁ―――」
またこれも、破壊力のある花澤さんボイス!がんばって批判を言った栞でしたが、見事に玉砕してますね。栞は全編こんな感じで、意を決すれば決するほど泥沼化してしまっているようです。
それに対して落ち込む栞。自分に対して説教をしているんですが、これもまた長いモノローグですよ!栞は本当によく喋るから、一話見るだけでお腹いっぱいですね。
そんな状況が続いている中で、桂馬くんはイベントのコンボをつなげて(つまり、栞をいじめつづけて)いたんですが……まあそれも、視聴者をニヤニヤさせるためだけではなくて!今まで怒るときも無口だった栞が、ついに感情をあらわにします。
「思ってることと話してることが逆になってる」
ここからですね、栞が少しずつ喋るようになってくるのは。怒らせてばっかりのくせに、また見事に仲良くなる桂馬くん。栞はおとなしくて無害な人だからこそ、人と争ったこともありませんから……桂馬くんの存在が、栞のうちに秘めていた部分を引きずり出して行ったのではないでしょうか。怒りの感情を制御するのは、さすがの栞でも難しかったみたいですね!
しかし、仲良くなってきた矢先……桂馬くんとエルシィが見たのは、配布されたプリント引き裂く栞でした。ビリビリ、と。まさしくそれは物語が加速する音で、次回、栞がどんな行動に出るのか。アニメ神のみも終盤、ノンストップで行きましょう!
……冒頭で言いましたが、今回、非常に小ネタが満載となっています。
もうネットでは騒ぎが生まれていますが、栞たち図書委員が「視聴覚ブース」について会議をしているこのシーン。原作ではこのシーンにおいて、とある生徒が「らき☆すた」を布教しようとしていたんですよ。アニメでそれはやらないかなー、とか完全に油断して見ていたら、飲んでたカルピスを噴出しそうになりました!ぶーっ!
「DVDって、何入れればいいのかなー?」
「アイマス!デドアラ!」
「みんなからリクエストとれば?」
「だから、デドアラ!」
最初に聞いたときは、なんだこの存在感ある声は!と 思ったんですが、若木先生だったんですねー。これが神のお声か!もちろん若木先生の声は初めて聞きましたが、確かにちょっと関西弁っぽさが入っていましたね。
それにしても、デドアラって!担当の石橋さんも同時に出演して、若木先生に「それ、ゲームだから」というツッコミを入れています。って、ツッコミどころはそこじゃないでしょ!健全な高校生が集う図書館に、廃人ゲームを仕込まないようにお願いします。ただ、あの若木先生がここまで押すゲームとあっては、確かにちょっとチェックしてみたいかなーなんて思いますね。まあまず、ハードを買わないといかんなぁ。
続いての小ネタポイント。
図書館の本に落書きしていた桂馬くんに、栞が一喝入れようとするシーンです。
(図書館の本は、みんなの公共物だよ!なのに落書きするなんてなんという人なの?死ぬればいいのに!)
アニメで「死ぬれ」だー!ついにこの日が!まさか、アニメで「死ぬれ」という言葉が聞ける日がくるとは……感動。……感動、してたのはいいんですが、自分以外の人が全然騒いでいなくてちょっと恥ずかしかったですね。
「死ぬれ」というのは、神のみ原作者・若木先生の前連載「聖結晶アルバトロス」で、主人公ユウキの幼馴染・理香が言った言葉なんですけど、神のみの前身となった読みきり「恋して!?神様!!」でもヒロインの美央が言ってるんですよ。で、神のみでも栞が口にしている。その「死ぬれ」がついにアニメにまで到達しましたか!長かった長かった。長かったですが、やっぱりそういうところでもアニメ化という幸せをかみ締めることができてうれしいですね。もういっそ「そらのおとしもの」と「JUDAS」くらい、バッチリとコラボしてもいいと思うんですが~!
さらにさらに、三つ目。個人的にツボだった、某ブラックジャックパロディ。
桂馬くんの格言はほとんどが原作より拡張されていますが、今回もまた面白い広め方。何が面白いって、エルシィですよ!「了解よのさ!」原作ではちょっと色気のあるナース的立ち居地なのに、アニメではピノコだよ。そしてもちろん、違和感ゼロとなってしまうのだった……。
ブラックジャック、小学校の図書館に置いてあったのを読んだ覚えがあります。かなり前の作品なのに、今読んでもきっと面白いですよ。手塚先生の作品で読んだ覚えがあるのが「七色いんこ」と「ザ・クレーター」で(なんとマイナーなセンス)、どちらともきっちりと自分のトラウマになっております。ザ・クレーターとか、宇宙飛行士が月面に置き去りにされて身動きができず、酸素が減っていく中で体が腐っていく……とか、そんな内容だった気がしますが、トラウマになりつつも何度も読んでいた気がしますね。また読んでみたいなぁ。
次回予告!
FLAG 11.0「おしまいの日」
図書館では、視聴覚ブース導入により蔵書の一部処分が決定。
大好きな本が捨てられるなんて耐えられない栞は、なんとバリケードをつくって図書館に立てこもってしまった!
栞の無言の抗議運動にも怯まず、本の処分作業を進めるべく図書館に侵入しようとする委員長たち。
その迫力に押され弱気になっていく栞の前に突如現れた桂馬、彼は栞を救いにやってきたのか、それとも……。(アニメ公式サイトより)
そして四つ目の小ネタポイント。もはやこれは小ネタではないかもしれませんが、次回予告のイラストは横田守さんです。見えてます!何がとは言いませんが、見えてます!
若木先生も大絶賛してらっしゃいましたが、すばらしいイラストですね。桂馬くんかっこいい!!エルシィももれなく巨乳ですし……毎回毎回、本当に次回予告はスゴイ。
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そして最後に、番組中のCMでDVD/Blu-ray第一巻のジャケットが公開されています!渡辺明夫さんの描いた歩美なんですが……言わせてもらいますと、神ですね。渡辺さんは今までキーイラスト2枚、CDジャケット6枚、そしてこれで9枚目ですが、どのイラストも完成度が高すぎる!アニメ雑誌で幾つもの版権絵が公開されていますが、やっぱり渡辺さんの絵は一線を画している気がします。このジャケットだけでも、買う価値があるのではないでしょうか?気になった人はいますぐ目を通すことをオススメしますよ!
神のみぞ知るセカイ、124話「Loverary」の感想を。今週は、桂馬くんがついに一線を越えるお話でした……って、そんなことないか。
前回、大ゴマで予告された栞の再登場ですが、アニメに負けず劣らずの貫禄ですね。桂馬くんは最下層から見下ろしている人だ、というふうには前から言われていますが、栞は上のほうから見上げて
いる気がしますね。ということで、今回も桂馬君にいじめられっぱなしです。
栞については、アニメ感想で言いたいことをほとんどいえてしまっているのですが……こうして漫画で再び見ると、栞は「漫画的表現」が似合うキャラだなぁ、と思いますね。
たとえばこんなシーン。
これって、本で顔を隠すという動作そのものももちろん面白いですが、それ以外にも、テンポにおいても楽しいところではないでしょうか。桂馬くんが話しかけると、コロッと態度を変える。まるでギャグマンがみたいな流れですが、こういうのはアニメでは表現しにくいかと。まるで漫才みたいですよね。この二人も、沸点的には同じところにいると思うんですが。
栞も成長しているようです。アニメでは現在苦戦中ですけど……。
今回は栞で一話埋まるかなー?と思っていたんですが、予想外のサプライズが!なんと、女神候補として範囲に入っていた結も、図書館で桂馬くんに接触してきました。
いちいちかっこいい登場をしますね、結は!バトル漫画みたいなコマの切り替えしで颯爽登場!した結は、一見脈なしかと思われたのですが……。
「君の事、もっと知りたいんだ!」
まさかの大アプローチ。しかも桂馬くんの方は、攻略時の後遺症かまさかのドキドキ☆ですよ!落とし神が落とされていく~。
この展開について言いたいことはいくつもあるんですが、とりあえず「桂馬くんかわいい!」ですね。相変わらず押しに弱い桂馬くんですが、また結を攻略したときの乙女モードに突入しそうな雰囲気です。今がチャンスだ、駆け魂!桂馬くんのスキマに入り込むのだ!
……ナンテ、ジョウダンデスヨー。ソンナテンカイ、ダレモノゾンデマセンッテバー(遠い目)。
ともあれ、結は本当にいいキャラですねぇ。無頓着に桂馬くんへアプローチするキャラは何人かいますが、結がそれをすると桂馬くんがスルーできないから面白いです。さっきまでとは一転、どんどん相手のペースにのまれていく桂馬くん。
個人的に結で好きなところは、コミックスのおまけページであった「男物の下着が買えない……という一連の流れですね。男になったからといってガサツになったわけではなく、まだお嬢様のころの清楚さと戦っている感じがいいですね。どの女性キャラよりも立ち振る舞いがキレイですよ、結は!
これで女神候補の五人が全て登場し、事態はますます混沌となってきてますが、見ているほうはすごく楽しいですね。桂馬くんには悪いですが!今までの神のみは新たに土地を開拓し続けて面白さを作っていましたが、これからはその土地の中での化学変化が面白さになってきています。再攻略、果たしてどうなる……?
ちなみに。
今週のサンデー本誌やWEBサンデーでは、神のみ11巻の表紙が発表されています。
ついに来ましたね!エルシィ表紙!
11巻では最後の攻略となる檜編が完結し、インターバル……そして「計画」の露呈となるデート編までが収録されるとあって、表紙からも神のみぞ知るセカイの一つの分岐点、という感じが強く伝わってきますね。
裏表紙も楽しみ。12巻は灯が裏表紙にいると思いますが、それ以降はどうなるんでしょうか?今度は裏表紙を桂馬くんが占めるのかも。どちらにせよ、これは天理表紙きますよ!天理表紙!あーまだかなー、まだかなー!
今週の一つの分岐点!
重なり合った(おい!)桂馬くんと結をひっそりと凝視する栞。きっと栞はこれから徹夜作業に入るでしょう……もちろん、小説の全面改訂に。どんどん布教を受けるしおりん。しかし、サンデーは本当にこういうネタ好きだね(笑)!
セカイは自分が思っているよりも、深くて広かった。12月4日に開催されたかのんイベントによって、それを強く実感しました。
アニメ「神のみぞ知るセカイ」の登場キャラの一人、中川かのんのデビューイベントが秋葉原UDXにて行われました。かのんの声を担当する東山奈央さんが、劇中でかのんとして歌った歌を披露するイベントです。
自分は会場まで直接行くことはできず、USTREAMでの生放送で見ただけなので、会場の状況や東山さんを直接見た感想なんかは書くことはできません!ので、ライブの感想というよりも、このイベントを通じて思ったことを書いていきたいと思います。情報は全然ないです!
正直に言います。ド正直に言います!個人的にはこのライブ、うまくいくかな?と思ってました!すいません、マジすいません!twitterでフォロワーさんが「200人集まればいいところ」と言っているのを見て、そうだよね……と感じていました。
だって、よく考えてみてくださいよ。先日行われた神のみのキャラアンケートで、一人頭3票(あるいは、それ以上)入れられるんですが、かのんの票数は5600票ですよ?3で割ったとして1800人くらいです。だから実際はその数よりもっと少ないですよ。その中で土曜日の昼間に秋葉原に集結する人が、果たして何人いるか……。ましてやかのんオンリーイベントだし。200人は……無理じゃないか……?とさえ思ってました。土下座して謝りたい!
ところが。
イベント当日、11時ごろからtwitterに引っ付いていたんですよ。そうしたら、神のみのハッシュタグをつけた人だけでも結構な人数が行くみたいなんですよ。東山さんは新人声優だし、絶対に成功してもらいたい!と思いながらパソコンの画面を見ていたら。
「人数多いぞ……」
「すごい並んでる!」
「これは入れるのか?」
っていうつぶやきが大量に流れてきて。11:30という抽選券配布を開始した時点で、もしかしたら200人は優に超えていたような感じでしたね。
結局、ライブが始まったのは予定よりも30分以上繰り下がった後でした。なんでも、人が多すぎてすごい混雑していたとか!アニメ神のみ公式ツイッターで、

こうおっしゃっていたんですが、見事に会場のキャパを越えました!すごい!どうやら、見事1000人越えも果たしたようで……これは本当にすごい。予想の斜め上の、さらに斜め上を行きましたよ!
そして、実際のイベントは……画面越しでも伝わってくる、ものすごい熱気。自分は今までこういうイベントに参加どころか、まともに見たことすら無かったのですごい新鮮でした。会場いっぱいに神のみファンが、かのんファンが集まっている。ツイッターでの関わりでは決してできないことが、今回のライブでできました。本当にいるんだなぁ……。
ライブの中身はというと、もう東山さんかわいい、の一言ですよ!初ライブであれだけの人を前にして、最初はやっぱり緊張していたようでしたが……結果的にそれで観客のハートを掴んでましたね!ストローのくだりとかっ。
人数が増えると、また別の不安も確かに生まれてはいたんですが……会場の全員が一体となって東山さんを応援していてすごく安心しました。コールとかもばっちりでしたしね!
東山奈央さんはかのんが始めてのヒロイン役ということで、「全力で演じています!」という一生懸命さがかのんの声からも強く伝わってきました。声自体も、その姿勢もかのん役としてバッチリすぎたと思います!
自分が一番好きなキャラのかのんに声をあてた……というだけでなく、ここまで素晴らしいライブをやって盛り上げてくれた東山さんには、ありがとうございました、と深く感謝したいと思います。これから先、東山奈央という声優も応援していきますんで!がんばってください!
自由参加で、そして「ライブ」という形に残らないものがメインとなった今回のイベントでしたが、大成功に終わったと思います!自宅待機組の自分でも十二分に楽しめました!一部の人で若木先生を捜そうとしたりもしましたし(笑)。遠く離れている人たちが、こうして一つのことで色々なところから繋がりを持って同じ時をすごすっていうのは面白いですね。
そして何より、会場内外、USTREAMとそのチャット、そしてツイッター。そこで皆さんの「神のみ愛」「かのん愛」を、また知ることができました!やっぱりこういうのはいいですね!
最後に、ひっそりと東山さんへの応援イラストを。クリックするとpixivに飛びますー。

イベントの企画や盛り上げてくださった皆さん、ありがとうございましたーっ!