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神のみ・サンデーの感想ブログ。こっちはまじめ。
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神のみぞ知るセカイを人生の主軸、少年サンデーとアニメを人生の原動力としている人。
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アニメ神のみぞ知るセカイ11話「おしまいの日」の感想を。
栞編がついに最終回を迎えるんですが……まさに今回は圧倒的な出来でした。そして同時に、アニメ神のみの最高到達地点を記録した回でもあると思います。
 
 

栞編については言いたいこともたくさんありますが、11話はほぼ全てを最後の「キスシーン」が持っていきました。その前の桂馬くんと栞の「居場所」についての談義の数分間に、栞編、そして神のみという作品の無数の要点が集結されていたような気がします。
 
 
栞編は図書館の中というわけで全編的にコントラストの暗い中で物語が展開されていましたが、栞が立てこもった最後、まさに真っ暗闇の中で栞が「勇気」を求めた直後……それが一気に晴れ、眩い光の中でのキスというものでした。光の演出以外にも、個人的には音楽がすさまじかったと思います。キスシーンのときに流れた「God only knows」は、世界観にもピッタリと合い、そしてなおかつキスシーンを最大限まで盛り上げていました。「God only knows」は、名実ともに神曲として認定されていますが、自分も完全に異論なしです。感服しました。
 
 

かのん編の最終回が最高潮まで盛り上がってしまったため、正直栞編は「かのんの影にかくれてしまうのでは」と思っていたんですが、そんな不安を破壊する出来だったことは、誰の目から見ても明らかです。
そして何がすごいといわれれば、かのん編とは違った種類の感動だったということがまたすごい。かのん編はどちらかというと、終わった後に拍手をいつまでもいつまでも贈っていたいような凄さがありましたが、栞編は完全に開いた口がふさがらない、視聴者を「圧倒」する展開と内容だったと思います。昨日は見終わった後、すぐには寝付けませんでした。
 
 

9話と10話を見た後の感想としては、自分は「ちょっと地味じゃないか?」と思ってたんですね。もちろん、あのアイドルとしての華やかさを追求したかのん編の後ですから、そうなってしまうのは仕方がないんですが。しかし、そんな印象も最後に一新されました。暗く暗鬱な雰囲気がどことなく漂っていた図書館が、あそこまで魅力的な演出を作り出すとは。

そしてもう一つは、栞編の3話構成……ということについてです。栞はただでさえスローにステップを刻むキャラだし、なによりかのん編に必要不可欠だった「キャラの掘り下げ」をそれほど加筆する必要もない。栞は「心のスキマ」を描くことが直接「キャラの掘り下げ」につながりますから、三話も必要ないのでは?スピード感を補ってあげる必要があるのでは?と思ってました。

しかし、栞編はまったくその予想と反する結末となりました。あのキスシーンを見た後は、もう断言できますよ。「栞編は長いほうがいい」と。図書館の中と外での栞の苦労の描写が長ければ長いほど、あのキスシーンは映える気がします。11話でも、栞の精神面のトラウマはより深く描かれ、より深く栞を抉っていました。
 

 
栞の過去のシーンで、遅れて音楽室に入りづらかった栞は図書室で不安な気持ちを消化します。自分もそういう気分になったことがあるので良く分かるんですが……あの過去描写があることで、よりはっきりと分かるようになったことがありました。
それが、栞が本に感じているもう一つの気持ちです。
 
「栞は本を守りたいのか?それとも外の世界からの逃げ場所を守りたいのか?」
 
桂馬くんは、栞にそう問いかけました。これは栞を作っていたものと、守っているものと、信じていたものを全て破壊する台詞で、一つの真実でもあります。
 
 
そして更に一つ、この言葉は、桂馬くんが栞に言い放った決別の言葉です。
 
栞の「本当は話したい」という心の声を聞いたとき、桂馬くんは小さく「違ったか」とつぶやきました。予想とは違ったか、という意味もありますが、やっぱりここでの意味は「僕と」ではないでしょうか。
僕とは違ったか。
 
栞は桂馬くんに、自分と同じ思いを抱き同じことを感じているのではないか、と期待をしていました。それは結局違ってしまうんですが、それと同じように、落とし神である桂馬くんが栞に対してなにか期待する……というのも、決してない話ではないと思うんです。
 
 
でも、違った。
栞は、神へとなりえなかった。
 
それはもちろん堕落などではなくて、栞が別の道を歩もうとしているといこうこと……つまり、決別です。
 

 
桂馬くんはキスをするため、勇気を与えるために、栞に手を差し伸べます。もし、もし桂馬くんがもう一人自分と似た「神」が欲しかったのだとすれば、一縷でも期待していたのだとすれば、いったい桂馬くんはどんな思いで手を差し出したのでしょうか。
 
栞と桂馬くん、二人でずっと永遠に、自分を守ってくれる砦の中で「外の世界」から立てこもることだってできますよ。ただしそれが成立するのは、双方が神だとしたら、の話です。栞は桂馬くんの隣に座りましたが、見ている場所は違かった。栞はどこかで、窓から外の様子を眺めようとしていたのかもしれません。
栞は外の世界を、他人を求めていた。
たとえ隣に誰かがいなくなるとしても、桂馬くんは栞を最後まで引導しました。キスをして、勇気をあげて、手を差し伸べたんです。さようなら、とは言いませんでしたが。
 
 

最後、桂馬くんはゲームのキャラから一つの問いを投げられています。「また図書室に帰ってきてくれる?」YESか、NOか。桂馬くんはそのどちらかを選択しましたが、その行方は分からず。
ただ、自分としては、「NO」を選んで欲しいと思います。
 
YESとNOで選択肢をウロウロとする桂馬くんには、もしかしたら「心の迷い」というものが生まれていたのかもしれません。外の世界へと栞を案内してまた一人になり、寂しさのようなものを感じていたのかもしれません。
けれど、それは全て栞のためで。桂馬くんは自分の気持ちを無視して、栞の願いを叶えたのかもしれません。歩美、美生、かのんのときのように。自分でも世界のためでもなく、ヒロインのために一つを選ぶ。
落とし神は、また振られてしまったのではないでしょうか。
 
でも、それでも、自分は桂馬くんには「NO」を選んで欲しいです。……たとえゲームの中でも、YESは選びませんよ、彼は。
 

 
「神」に近かった栞が外の世界に溶け込んでいったことで、桂馬くんの中に多少なりとも「揺らぎ」というものが生まれていたのかもしれません。栞は同じ沸点を持っていましたから。
 
……でも、キスをしたということはそれを噛みしめた上で、栞の背中を押したということです。同じ場所に立てたかもしれない。同じ思いを共有できたかもしれない。でも、栞の思いを最優先して、さよならを告げた。心の中のモノローグで。




桂馬くんは、依存しません。妥協しません。それは誰かのためであると同時に、自分のためでもあったのかも、と思います。
栞は扉を抜けていきました。桂馬くんは扉の上でそれを見送った後、また次の扉の上へと移動してまた扉の鍵を用意し続けます。それこそが神であり、桂馬くんの望んだ立ち居地なのかもしれません。
 
次回予告!
FLAG 12.0「神以上、人間未満」

いつも駆け魂狩りに追われているせいで、桂馬の部屋は未攻略のギャルゲでいっぱいに…。積みゲーを片付けるべく「落とし神モード」を発動!
次々とゲームを攻略していく桂馬は正に神!! 数時間が経ち、心配するエルシィの忠告もきかずゲームを続けた桂馬だったが、ついに体力の限界か意識が遠のき始めて……もう限界かと思われた時、彼の目に映ったのは…!?(アニメ公式サイトより)

 
 
栞は「心の逃げ場所」として、本と図書館を持っていました。でも今は違って、自分の「心の在り場所」として、そこを守り、作り出すことができるようになりました。あの日はきっと、栞の一つの始まりの日です。


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