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管理人:とれふる
Pixiv
TINAMI
インタビューズ
神のみぞ知るセカイを人生の主軸、少年サンデーとアニメを人生の原動力としている人。
絵やSSもたまに書きますが、これは人生の潤滑油です。つまり、よくスベる。
ご意見・ご要望があれば studiotrefle0510☆gmail.com の方まで、☆を@に変換してお気軽にどうぞ。
鮎川天理さんからの求婚もお待ちしています。
まさかこの回が、こんなにも面白みあふれる回になるとは!
アニメ神のみぞ知るセカイ10話「あたしの中の……」の感想を。
前回、栞の「ありがろん」で終了した栞編ですが、今回からはさらに彼女の独壇場……と、なるはずだったのですが。
今回の見所は、やっぱり栞のリアクションですよね。「心の声を聞く」という目的を果たすため、桂馬くんは栞に向けて次々と攻撃を開始するんですが……栞も、いいリアクションを見せてくれますよ!
Aパートの冒頭では、本という媒体をめぐる二人の争いの末、栞が勇気を出して桂馬くんを否定します。
「ば……ばかぁ―――」
またこれも、破壊力のある花澤さんボイス!がんばって批判を言った栞でしたが、見事に玉砕してますね。栞は全編こんな感じで、意を決すれば決するほど泥沼化してしまっているようです。
それに対して落ち込む栞。自分に対して説教をしているんですが、これもまた長いモノローグですよ!栞は本当によく喋るから、一話見るだけでお腹いっぱいですね。
そんな状況が続いている中で、桂馬くんはイベントのコンボをつなげて(つまり、栞をいじめつづけて)いたんですが……まあそれも、視聴者をニヤニヤさせるためだけではなくて!今まで怒るときも無口だった栞が、ついに感情をあらわにします。
「思ってることと話してることが逆になってる」
ここからですね、栞が少しずつ喋るようになってくるのは。怒らせてばっかりのくせに、また見事に仲良くなる桂馬くん。栞はおとなしくて無害な人だからこそ、人と争ったこともありませんから……桂馬くんの存在が、栞のうちに秘めていた部分を引きずり出して行ったのではないでしょうか。怒りの感情を制御するのは、さすがの栞でも難しかったみたいですね!
しかし、仲良くなってきた矢先……桂馬くんとエルシィが見たのは、配布されたプリント引き裂く栞でした。ビリビリ、と。まさしくそれは物語が加速する音で、次回、栞がどんな行動に出るのか。アニメ神のみも終盤、ノンストップで行きましょう!
……冒頭で言いましたが、今回、非常に小ネタが満載となっています。
もうネットでは騒ぎが生まれていますが、栞たち図書委員が「視聴覚ブース」について会議をしているこのシーン。原作ではこのシーンにおいて、とある生徒が「らき☆すた」を布教しようとしていたんですよ。アニメでそれはやらないかなー、とか完全に油断して見ていたら、飲んでたカルピスを噴出しそうになりました!ぶーっ!
「DVDって、何入れればいいのかなー?」
「アイマス!デドアラ!」
「みんなからリクエストとれば?」
「だから、デドアラ!」
最初に聞いたときは、なんだこの存在感ある声は!と 思ったんですが、若木先生だったんですねー。これが神のお声か!もちろん若木先生の声は初めて聞きましたが、確かにちょっと関西弁っぽさが入っていましたね。
それにしても、デドアラって!担当の石橋さんも同時に出演して、若木先生に「それ、ゲームだから」というツッコミを入れています。って、ツッコミどころはそこじゃないでしょ!健全な高校生が集う図書館に、廃人ゲームを仕込まないようにお願いします。ただ、あの若木先生がここまで押すゲームとあっては、確かにちょっとチェックしてみたいかなーなんて思いますね。まあまず、ハードを買わないといかんなぁ。
続いての小ネタポイント。
図書館の本に落書きしていた桂馬くんに、栞が一喝入れようとするシーンです。
(図書館の本は、みんなの公共物だよ!なのに落書きするなんてなんという人なの?死ぬればいいのに!)
アニメで「死ぬれ」だー!ついにこの日が!まさか、アニメで「死ぬれ」という言葉が聞ける日がくるとは……感動。……感動、してたのはいいんですが、自分以外の人が全然騒いでいなくてちょっと恥ずかしかったですね。
「死ぬれ」というのは、神のみ原作者・若木先生の前連載「聖結晶アルバトロス」で、主人公ユウキの幼馴染・理香が言った言葉なんですけど、神のみの前身となった読みきり「恋して!?神様!!」でもヒロインの美央が言ってるんですよ。で、神のみでも栞が口にしている。その「死ぬれ」がついにアニメにまで到達しましたか!長かった長かった。長かったですが、やっぱりそういうところでもアニメ化という幸せをかみ締めることができてうれしいですね。もういっそ「そらのおとしもの」と「JUDAS」くらい、バッチリとコラボしてもいいと思うんですが~!
さらにさらに、三つ目。個人的にツボだった、某ブラックジャックパロディ。
桂馬くんの格言はほとんどが原作より拡張されていますが、今回もまた面白い広め方。何が面白いって、エルシィですよ!「了解よのさ!」原作ではちょっと色気のあるナース的立ち居地なのに、アニメではピノコだよ。そしてもちろん、違和感ゼロとなってしまうのだった……。
ブラックジャック、小学校の図書館に置いてあったのを読んだ覚えがあります。かなり前の作品なのに、今読んでもきっと面白いですよ。手塚先生の作品で読んだ覚えがあるのが「七色いんこ」と「ザ・クレーター」で(なんとマイナーなセンス)、どちらともきっちりと自分のトラウマになっております。ザ・クレーターとか、宇宙飛行士が月面に置き去りにされて身動きができず、酸素が減っていく中で体が腐っていく……とか、そんな内容だった気がしますが、トラウマになりつつも何度も読んでいた気がしますね。また読んでみたいなぁ。
次回予告!
FLAG 11.0「おしまいの日」
図書館では、視聴覚ブース導入により蔵書の一部処分が決定。
大好きな本が捨てられるなんて耐えられない栞は、なんとバリケードをつくって図書館に立てこもってしまった!
栞の無言の抗議運動にも怯まず、本の処分作業を進めるべく図書館に侵入しようとする委員長たち。
その迫力に押され弱気になっていく栞の前に突如現れた桂馬、彼は栞を救いにやってきたのか、それとも……。(アニメ公式サイトより)
そして四つ目の小ネタポイント。もはやこれは小ネタではないかもしれませんが、次回予告のイラストは横田守さんです。見えてます!何がとは言いませんが、見えてます!
若木先生も大絶賛してらっしゃいましたが、すばらしいイラストですね。桂馬くんかっこいい!!エルシィももれなく巨乳ですし……毎回毎回、本当に次回予告はスゴイ。
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そして最後に、番組中のCMでDVD/Blu-ray第一巻のジャケットが公開されています!渡辺明夫さんの描いた歩美なんですが……言わせてもらいますと、神ですね。渡辺さんは今までキーイラスト2枚、CDジャケット6枚、そしてこれで9枚目ですが、どのイラストも完成度が高すぎる!アニメ雑誌で幾つもの版権絵が公開されていますが、やっぱり渡辺さんの絵は一線を画している気がします。このジャケットだけでも、買う価値があるのではないでしょうか?気になった人はいますぐ目を通すことをオススメしますよ!