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神のみ・サンデーの感想ブログ。こっちはまじめ。
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神のみぞ知るセカイを人生の主軸、少年サンデーとアニメを人生の原動力としている人。
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「神のみ」もう一つの始動点となる、神のみぞ知るセカイⅡ第五話「たどりついたらいつも雨ふり」の感想を。



前回までで、楠、ハクアと個性の強いキャラを攻略してきた桂馬くんでしたが、今回は、いつも以上に個性の強いキャラとの攻略が始まりました。
それが、ちひろ。



……いやいや、無個性じゃん。桂馬くんはエルシィにそう言いましたが、まぁ、それが一つの個性となってますね。無個性が個性。しかも、ちひろの持っている要素はそれだけではなくて……。

というわけで。今回の桂馬くんは、いつもの三割増しくらいで苦労してましたねぇ。ハクアがその優等生さから想定どおり・狙い通りの動きをしてくれるのに対して、ちひろ編ではまったくペースをつかめていません。というか、冒頭から落ち込んでましたもんね、桂馬くん。

桂馬くんに「残りの駆け魂は何匹いる?」と聞かれ、「六万匹です!」と快活に答えるエルシィ。xに代入とか言ってられないレベルだよこれ!
このシーン、原作だとハクアとの閑話で挿入されていたシーンですが、アニメではエルシィとの会話の中に入れられていましたね。うーん……これは気になる!ハクア編でも、その「閑話」への布石が原作と違っていたりしましたが、これ、どうなるんでしょうねぇ。でも、原作で読んだときもその「閑話」は、神のみにおいてすごく新鮮なシーンだったんですよ。やっぱり、アニメになって一番パワーアップして欲しいシーンではあります!これまで原作に準拠して作られてきた神のみⅡですが、そのストーリーはオリジナル要素多めで送られる可能性も高そうということで……今から期待ですね!やってくれるといいなぁ!



桂馬くんは落ち込みまくってるようですが、その相方・エルシィはいつもどおりに元気ですね。
「水曜日を週の始まりと思えば……」
日本語には弱いエルシィ。それにしても、桂馬くんとエルシィのやりとりも面白くなってきましたよ。桂馬くんもエルシィに対して、エルシィも桂馬くんに対して、なんというか「対応の仕方」を理解してきたみたいですね……いや、どちらかというと「スルーの仕方」かなぁ!歯車の大きさも回転の向きも違う二人ですが、噛み合ってる……のか?

桂馬くんとエルシィはいびつにも噛み合ってきているようですが、今回、桂馬くんはあまりにも噛み合わない歯車に苦労してましたね……それはエルシィでもなく、ヒロインでもなく、世界と、ですが。

結局、六人目の攻略相手となったのは同じクラスの「小阪ちひろ」でした。前述したとおり、彼女の個性は「無個性」です。
ギャルゲーにおいて、攻略の鍵となって、恋を導く光となるのが「個性」です。陸上部の少女だったり、偽社長令嬢だったり、アイドルだったり、図書委員だったり、武士ッ娘だったり……俗に属性と呼ばれるそれが、桂馬くんの一番の頼りでもありました。ギャルゲーの神にとって、そこは決して見落とせない場所なのです。
ただ、ちひろの場合は見落としてしまう……というか、ない、のです。

ないのか、実家が忍者とか―――!と桂馬くんは言いましたが、そんなこともあるわけなく……裏設定も隠れた伏線も存在はしません。ま、三次元(というより「二次元外」)はそういうものですよ。実家が忍者なわけがあるはずない。でも、そういう女の子が悩みを持たないかといえば、もちろんそうではなくて。



屋上で、ちひろ攻略についてエルシィと相談をしていると、偶然二人はちひろと出会います。しかもそのちひろは、サッカー部のキャプテンに告白していたんですね。ああ、もう、だめだ、現実なんてクソゲーだ。桂馬くんはそう思うんですが、確かに当然のことかもしれませんね!好きな男がいる女を落とすのかよ!最悪だよ!
現実のどうしようもなさに打ちひしがれた桂馬くんは、振り出した雨の中で立ちすくみます。

ああ、もう、だめだ、現実なんてクソゲーだ……そのゲンジツは見間違うこともなく、桂馬くんの頭の上に振りそそいで来ましたよ。
ただ、そんな絶望100%の中で、桂馬くんは一つの出来事を目撃します。それは、雨の中で泣きながら屋上を後にするちひろ。
失恋、ですよ。



ギャルゲーをたしなむ桂馬くんにとって、恋愛というものの意義と、素晴らしさは誰よりも理解してるはずですよ。そして同時に、失恋の辛さも……。
思いが叶わない。狙ってきた人に払い落とされる。自分が否定される。いやはや、失恋より辛くて苦しいものなんて、青春時代には経験のしようがないですよ。しかも失恋して辛いのは、他の誰でもない自分。それだけ。悲しいことが全部一気に自分の上に落っこちてきて、しかも、足元はグラグラです。難しいなんてものじゃない、最悪なイベントといも言えますよね。

たとえ個性がなくても。たとえ現実の化身でも。きっと、失恋して泣いているちひろを見て、他人事とは思えなかったのでしょう……桂馬くんも優しい人ですねぇ!
翌日、ちひろと教室で出会ったときも、桂馬くんは「一言だけ」と現実に対してひとつだけ譲歩しています。いつもあーだこーだ言いながらも譲歩しまくりな気がする桂馬くんですが、ここまで堂々と宣言してまでやるのは珍しいですね。失恋した女子にはさすがに優しくした……と思ったら。

気を遣われた当の本人であるちひろは、にかっ、と笑顔を見せた訳で。

昨日の涙はもはや太平洋に流出されたらしく、ちひろは失恋に対してふっきれていましたね!よし、次の恋に移るぞ!と。
普通女子が攻略対象になったときも、その対象者に好きな男がいたときも、かつてないほどの驚愕と恐怖の感情を表に出していた桂馬くんでしたが、いやはや、この発言はそれとは比べ物にならないほどのショックだったみたいですね。
ま、恋愛するゲームで恋愛する対象であるヒロインが「今回の恋は無理あったなー!」なんて言ったら、そりゃ、ショック受けますよ……プレイヤーは。その酷すぎる仕様に激怒した桂馬くんでしたが、ちひろからはあろうことか、悪口の反撃(ファイナルエリシオン!)を真っ向からブチ当てられてました。

「あんたも帰宅部だし」
「人の悪口ばかり言って」
「頭の中はゲーム一色」
「人のこと言えた義理か、この底辺男!」



なんという身も蓋も鍋もお玉もない言葉……まるでオセロのごとく、自分の全てを引っくり返されてしまった桂馬くんは、そのうち家に引きこもるように。「神にーとさま」ですね。日本語うまいじゃないかエルシィ!



挙句の果てに、桂馬くんは学校内で行き倒れます。ひん曲がった現実を無視し続けた結論は、現実に捕らわれずにはいられないことの露呈でした。

今回ちひろ編で、桂馬くんはかつてなく強大な三つの相手と戦います。一つが無個性のヒロイン、もう一つが浮き彫りになったずさんな現実、そして最後の一つが、自分、です。
ちひろが恋を高速乗換えしていると知ったとき、桂馬くんはショックを受けていました。なぜならそれはありえないから。プレイヤーに対しての侮辱ともとれますよ……でも、ちひろにとってそれはきちんと理由があって。見ている世界と、戦っている現実があって。その中で「ヒロイン」という立場に立っているとすれば、桂馬くんはきっと、プレイヤーではいられないはずです。そのとき、桂馬くんは世界と現実に何を見るのか……いやー楽しみですね!最初にも書きましたが、ちひろ編は二つ目の始発地点ですよ。


いつもなら初回はヒロイン感想……と行きたかったんですが、ちひろ編の場合、初回(原作でいう2/5話)は、ちひろとは口げんかしかしてないんですね……ちひろの魅力と本質が見え始めるのも、来週から。というわけで、ちひろのかわいさと阿澄さんとの恐怖のシンクロ率とのお話は次回に。来週のちひろは……すごいぞ……。


えっとね。言おうかどうか迷ってたけど、次の機会があるかどうかないので言うね。
麻美ちゃんかわいい。

(アニメ組は飛ばしてね!)

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※



小説版のメインヒロイン・吉野麻美ちゃん。一期でもちょこっとだけ登場してましたが、今回はついに顔まで出ましたよ!かわいい!麻美ちゃんは桂馬くんの二つ後ろ、ちひろの右斜め後ろということで、今回は違和感なくカットインしてました。もうさ、ちひろがメインとなってしまった今では、麻美ちゃんこそが「ちょっと存在感あるモブ」の立ち居地に定着しちゃってるよね!
でも、モブとしてはかわいすぎ。本当にかわいすぎ。見ていただければ分かると思いますが、他のヒロインと横に並べるくらいのかわいさですよ!すばらしい。

一見すると無愛想にも見える顔つきですが、そこが麻美ちゃんらしい。どこを見てるか分からないというか、もっと楽しそうにしてればいいのに!と思いたくなるような表情。麻美ちゃんは他のヒロインと比べると、格段に自分に自信がありません。栞のように自分を守ってくれる砦もない……でも、時期的にはこれはすでに効略後の麻美ちゃんなのかなぁ!
まぁ、パラレルワールドとして、吉野麻美攻略がない世界だとしても……きっと、きっと麻美ちゃんは桂馬くんに恋をしているはずなんですよ。桂馬くんがエルシィの言動にツッコミを入れている中で、ちひろと言い争いをしている中で、果たして麻美ちゃんはどんな思いで桂馬くんを見ているのか。麻美ちゃんは劇中で本を読んでいましたが、視線はきっと桂馬くんの背中に向いていたんじゃないかなあ。バレないように。話しかけられないように。恐ろしく保守的で引っ込み思案な彼女ですが、それが麻美ちゃんのいいところですよ。片想いしていて、でも、何もできなくて何もしていない。珍しいことなんかじゃないんですよ。ただ、アニメの中だと珍しいだけで……それこそ思いが劣っているわけではない。麻美ちゃんはきっと桂馬くんとの(終わりが来ないので終了!)


アニメ五話の放送が終わったあと、みんなちひろや歩美についての話をしてましたが。自分は麻美ちゃんが心に残ってしょうがなかったでしたよ……実況中はまだしも、放送終了後は誰も麻美ちゃんの話してないんだもんなぁ……気になった方は、有沢まみず先生著の小説版神のみ①、読んでみてください。かわいさは保証しますよー!

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※


ともあれ。



五話のラスト、神のみ至上最高地点に到達できるほどのヒキを見せましたね。次回から真のちひろが現れて、そして真の神のみぞ知るセカイが顕現してきます。お見逃しなく!


次回予告!
FLAG 6.0「10%の雨予報」

失恋し落ち込んだちひろを励ますことで、やっとルートが拓けたと思ったら、もう次の好きな男!?
現実(リアル)のあまりの理不尽さにキレる桂馬だが、ちひろの反撃にまたもや打ちのめされてしまう。
そんな桂馬を助けたのは、以前攻略した歩美!
歩美の策略で期せずして二人きりで掃除をするはめになった桂馬とちひろ。
やがて、ひょんなことから桂馬はあるイベントに巻きこまれていって……。 (アニメ公式サイトより)


今回の予告イラストもハクアでしたが、早くギャルゲ絵師さまの描くちひろも見てみたいですね!

 

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