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神のみぞ知るセカイを人生の主軸、少年サンデーとアニメを人生の原動力としている人。
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明日は文化の日・・・ということで、今週の週刊少年サンデーは本日発売でした。発売日が一日早いと得した気分になりますねー(楽観的な読者目線)。
そして、今週の神のみぞ知るセカイは120話「PEACE」でした。前回から本格的に女神捜し編が始まったということで、感想記事のタイトルも前回までとは違った縛りでつけられています。まぁ、そこまで熱心にこのブログを読んでいる人はいないと思いますが、実はあのアイドルの曲名をもじったものだったんですよ?


ともあれ、今回も桂馬くんは攻略した人達にコンタクトを取りました。「仮説」を確かめる為に選ばれたのは二人……教育実習生・長瀬 純と後輩水泳部の生駒みなみです。
今回女神捜しをするに至って桂馬くんは、極端に言ってしまえば二人に振られてしまいます。みなみのように全てを忘れてしまっているのも悲しいですが、長瀬先生みたいに「自分がいたはずの場所」がすっぽりと抜けてしまっているのも衝撃的ですね……。見ているこっちの胸がはちきれそうなくらい虚しくて、寂しい展開の中で果たして落とし神は何を思うんでしょうか?
今まで攻略後に見せた表情とはまた違った顔を覗かせていた桂馬くんですが、120話を読んで思うのはやっぱり「記憶消去の不憫さ」ですね。なんという残酷な設定。神のみが持つ他のありふれたラブコメとの最も大きな差異であり、ゲームでの攻略と現実での攻略との差異をあらわすものでもあると思います。攻略したはずのキャラが、別のキャラを攻略しているときに脇役として登場してしまうことなんてよくあること……なのに、なんだこの虚しさは!

何人攻略しようとも結局、桂馬くんは、いつも一人ですよ。
ちひろ編で桂馬くんは「争いは同じレベルの者どうしでしか起こらない」と言っていました。現実と自分は違う場所にいるから決して交わらない……そうなると、桂馬くんの隣には誰が並んだらいいんでしょうか。ゲームキャラでは次元の壁が邪魔をしてしまう……ハクアだってそれは分かっているんでしょう。
今までずっと一人で生きてきた桂馬くんですが、駆け魂を捕まえる過程で沢山の人と触れ合い、恋をしていく中で少しずつ変わってきている……と自分は思います。自分のことを心から心配してくれた教師と、自分のことを密かに想い続けていてくれた後輩。一緒にプロレスを見に行ったり、七夕祭りにも行きましたが、隣に彼女たちはいましたよ、ずっと。
でも、今は……。

女神捜しって、滅茶苦茶蛇足なストーリーだと思うんですよ。だって、せっかく綺麗に幻想的に終わった話を再び引っ張り出すんですよ?みなみは記憶を失っている……でももしかしたら、ほんのりと桂馬くんのことを思ってるのかもよ☆キラリ☆みたいな終わり方でいいじゃないですか!
数話前の感想で「(桂馬くんは)自分のせいでかのんが負傷したと思っているから、もう上から目線ではいられない。現実へと引きずり込まれる」ということを書いたんですが、まさにそれです。もちろん桂馬くんの意思ではありますが、今桂馬くんがやっているのはただの幻想殺しだと思うんです。
女神捜しなんかしたって、桂馬くんは幸せになんかなれないですよ。傷つくだけです。
どんどん一人になっていくだけです。
有名なゲームでCLANNADというゲームがありますが、あれのアフターストーリーは個人的にはかなり蛇足ですよ。アフターストーリーで降り注ぐ苦難も最後は乗り越える訳ですけど、そんなことせずに二人がくっついた時点で終わらせればいいじゃないか……とは、常に思ってましたね。
ともあれ、桂馬くんは攻略女子から次々と振られて一人になっていく……一人に「戻っていく」訳ですが、桂馬くんは寂しそうな表情をうっすらと、ほんの一瞬覗かせます。数ページの中の小さな一コマだったり、ひっそりと置かれた「………」というフキダシでしかありませんが、桂馬くんは今までそんなことはしてこなかったですよ。「そーだね、忘れてるね、はいゲームゲーム」……そう思ってはいなくても、エルシィにはいつもその態度を取っていました。その仮面がが今回、あっさりと割られていました。
美生が再登場した時に若木先生が仰っていましたが、「攻略時に捨てられる」のはやっぱり桂馬くんですよ。女神捜しは、桂馬くんがもう一度捨てられに行く……そういう話だと感じました。そしてそれは、攻略相手のためなんですよね……。
バッサリと言いましたが、女神捜しはやっぱりディスクの裏面に記憶されてほしいストーリーに思います。でも、きっとそれは「無駄」とは違うものであって。
CLANNADだってアフターストーリーは悲しみ一辺倒の話でしたけど、終わり方は大円団でしたよ。終わりよければ全てよし。神のみで記憶を無くしたキャラは痛みを負いませんから、これから先、他の誰でもない桂馬くんが納得できる道を行ってほしいと思いましたね。

アニメ4話でも描写がありましたが、桂馬くんはヒロインが幸せになれればそれでいいんじゃないでしょうか。自分が何回ループしようが、悩もうが、歯を食いしばろうが、涙を流そうが、ヒロインはそれを知らなくてもいい。
そうじゃなければ、こんなクソゲー……やってられませんよね。
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