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神のみ・サンデーの感想ブログ。こっちはまじめ。
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今週も、水曜日は神のみデーですね!
……ということで、かのん編最終話を待機しつつ、今回の神のみぞ知るセカイ感想を。
122話「告白2/5」は、いよいよ落とし鬼が動き出して、混沌とした展開になり始めます。



122話は、読んでいてどうも反応に困るというか、桂馬くんのポーカーフェイスさも相まってカオスな状況です。なにがと言われれば、それはキャラクターたちの心情そのものなんですけど……。



今週の展開は、簡単に言えば「女神の力を増加させるために、可能性のある女子たちをもう一度恋に落とそうと試みる」というお話なんですね。桂馬くんが本気で告白しようとするから歩美もちひろも赤面しまくりですし、歩美なんかはこの前久しぶりに怒っていたというのもあって、デレ方がかわいいですね!アニメの影響で竹達さんの声で再生されるから、余計に破壊力が高いです。スカートの中が見えるということを一片も考慮しないキックは素晴らしい。



佇んでいる桂馬くんを見つけて、ドキッとするちひろもかわいかったですね。
というか、新作の肉まんが出たからといって学校の時間内にわざわざ近くのコンビニまで買いにいく……という行為自体に愛らしさがありますね!鼻歌歌いながら帰ってくるところとかも!日常の平凡さにうんざりしていたちひろでしたが、今では自分の周りの小さな幸せをしっかりと見つめることができているようで。よかったよかった。


ただ最初に言ったとおり、今回は異様な雰囲気が流れております。
今までの攻略女子の再登場とはわけが違うのは分かりますが、あの時はあれだけ「うわーきたーやったー!」って思うのに、こういうやりとりだとすごい寂しさがありますね。純とみなみのようなケースなら一目瞭然なのに、どうして?

歩美もちひろも気になっていた桂馬くんに急速接近されてツンデレ放射中ですし、読者としても見ていて楽しい……のですが。根底が違う。
だってこれ、恋愛でもなければ、攻略ですらないんですよ?今回の話を読んで思ったのは、いったいこのストーリー上で誰が今現在の幸せに喜んでいいのかっていうことですね。
普通の攻略だったら、記憶が消えるその数瞬前は両思いになれる。だからこその、裏の意図の無いキスなんですけど、今回は違います。
分かりやすく言えば、天理のときみたいなキス、ですね。あくまでも演技……うーん、それとはさすがに違うとしても、「あくまでも演技としてのキス」っていう存在じゃなきゃいけないと思うんですが……天理やかのんのように、女子たちの片思いという形にしないといけない、と自分は思うんですよ。桂馬くんの身のためにもね。



でもやっぱり、ヒロインたちには傷はあまりつかないかもしれません。桂馬くんもつけまいとしている……のかな?


そうなると、やっぱり桂馬くんなんですよねぇ。
自分が背負った責任感だけで行動してる感じがひしひしと伝わってきます。桂馬くんっていつも猪突猛進でこんな感じですが、個人的にはこれ、暴走に近い感じがしますね。足を怪我してるのに試合に出場する、みたいな。桂馬くんはいつも客観的でしか自分の周りを見れていませんが、今回ばかりはそれが悪い方向に行ってしまっているのではとヒヤヒヤしながら見てますよ……。

ちなみに前回のお風呂でバッタリ遭遇シーンですが、桂馬くんの頭の中には残っていないみたいですね。「お前の裸は覚えてないから」……身もふたもない。



ちなみにこのセリフ、決して「背中かと思った」という意味ではありません。ありません、よね?もしかしたらそういうニュアンスも含まれているのかもしれませんが、だとしたら桂馬くんは今週ひっそりと死線をくぐりぬけていたのかもしれないなぁ。それにしても、エルシィがハクアに変わっても、桂馬くんとバディーの会話がシリアス展開での休憩地点となるのは面白いですね。


で、前回の感想でも言ったんですが、今週も桂馬くん、PFPを持ちません。桂馬くんってどちらかというとPFPを持っているほうがその余裕さだったり、冷静さで読者に安心感を抱かせるんですが……それがないからもう不安でしょうがない!


こういうときこそ、エルシィがひょっこり帰ってきて冷水を桂馬くんにぶっかけてあげる必要があるのかも……。

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